Blender推奨スペックはコレ!おすすめパソコン11選

Blenderの推奨スペックとおすすめパソコンを紹介

Blender推奨スペック

こんなことが知りたい

「Blenderで3Dモデリングをするためのパソコンのスペックは?」

「Blenderの3Dアニメーション作成に向いているパソコンのスペックは?」

ここでは、Blender用のパソコンを検討している方に向けて、 「Blenderがストレスなく動くパソコンの目安」と「選び方のポイント」 を解説しています。

そして、推奨スペックをもとにして 「おすすめパソコン」 を紹介しています。

Blenderは多機能なフリーソフトなので、 ライトユーザーからヘビーユーザーまでたくさんの人に使われています。

すべてのユーザーに同じスペックのパソコンが必要とは思っていませんので、 「初心者」と「中級者~上級者」の2パターンについて スペックの目安を説明していきたいと思います。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事

目次

Blenderパソコンの推奨スペック

Blenderの動作スペックですが、 Blender公式サイトでは 「最小スペック」と「推奨スペック」の 2パターンが載っています。

Blender ハードウェア要件・Blender公式サイト

Blender公式サイトに載っている動作スペックから、 3DCGソフトで重要な「CPU、グラフィックス、メモリ」をピックアップして、 今の市場に出ている具体的なパソコンスペックに言い換えると以下の表になります。

推奨スペック

CPU
  • Corei7
  • Ryzen7
メモリ
  • 32GB
グラフィックス
  • NVIDIA Tシリーズ
  • RTX Aシリーズ
  • NVIDIA GeForce RTXシリーズ
  • AMD RadeonPro
  • AMD Radeon シリーズ
いずれもGPU 8GB以上

最小スペック

CPU
  • Corei5
  • Ryzen5
メモリ
  • 8GB
グラフィックス
  • NVIDIA Tシリーズ
  • RTX Aシリーズ
  • NVIDIA GeForce RTXシリーズ
  • AMD RadeonPro
  • AMD Radeon シリーズ
いずれもGPU 2GB

最小スペックと推奨スペックで、 かなりパソコンスペックに差があります。

「最小スペックと推奨スペックがどんな人に向いているのか?」 について、このあと具体例を挙げて説明していきます。

最小スペックはどんな使い方をする人?

最小スペックでBlenderを使う方は、 こんな目的の人でしょう。

  • 独学でBlenderを学びたい初心者
  • 簡単な3Dモデリングをする人
  • 短い3Dアニメーション作成をする人

つまり、 「3DCG制作を学び始めたばかりのBlender初心者」 になります。

簡単なキャラクターを作成したり、 単純なスケルトン構造で数十秒程度の3Dアニメーションを作成したりする場合は、 最小スペックでも問題なく動くと感じています。

例えば、こんな感じの3Dモデルを作成する感じでしょうか。 肌やジャケットにテクスチャを貼って、 アニメーションのためのリグも作ってあります。

blender初心者

このモデルでパソコンのメモリは700MB以上使っています。 ちなみに、このモデルにもう少しテクスチャを追加すると 動作が極端に遅くなる可能性があります。

例えば、ジャケットの柄をもう少し高精細にして見栄えをよくしたい場合、 高画質なテクスチャを設定します。 その場合、メモリ消費量が増えてきます。

簡単なモデルが作れるようになり、 少しステップアップする作業をすると、 最小スペックではスペック不足になる可能性があります。

もし、 「これから本気で3DCGを習得して、 将来的にはMayaや3ds Maxを使うつもり!」という方で、 新しいパソコンを検討しているならば、 推奨スペックがおすすめです。

推奨スペックはどんな使い方をする人?

推奨スペックでBlenderを使う方は、 こんな目的の人でしょう。

  • フリーランス、仕事で使う人
  • VR、ゲームコンテンツに使う3Dモデリングをする人
  • 将来的にMaya、3ds Maxも使う人

つまり、「一通り3DCG制作ができるBlender中・上級者」 、もしくは「そうなるつもりの人」になります。

「そうなるつもりの人」というのは、 「今はまだ初心者だけど、近いうちに中級者になる!」という 熱意を持った方です。

そういう方は、将来的にはMayaや3ds Maxも使うようになることが多いです。 つまり、Blender習得の熱意のある方は、 専門学校入学や就職がその先にあるので、 推奨スペックのパソコンを検討するのがおすすめです。

ちなみに、VRやゲームコンテンツで使うような3Dモデルとは、 どのくらいの規模のものなのか?が気になりますよね。

例えば、こんな感じの3Dモデルでしょうか。 アニメーションのためのリグもそこそこ複雑です。 300フレーム程度のアニメーションですが、 メモリ使用量も7GBを超えています。

blender中級者以上

ちなみにこのファイルは、Blenderのデモデータです。 Blender公式サイトからダウンロードできます。

個人的な感想ですが、 Blenderは意外にメモリ消費量が多いので、 メモリ32GBはかなり妥当なスペックだと感じています。

Blender用パソコンを選ぶ3つのポイント

「Blender向けパソコン選びで失敗しないためのポイント」 を、私の3DCAD、3DCGソフトサポート経験からピックアップしました。

パソコン購入前に知っておきたいポイントは、 この3つです。

  • 新しくパソコン購入なら推奨スペックを選ぶ
  • CPUとメモリのスペックが重要
  • 将来的にMaya、3ds Maxも使う予定なら認定グラフィックスを選ぶ

それぞれのポイントについて、 詳しく解説していきます。

新しくパソコン購入なら推奨スペックを選ぶ

「Blenderで3DCGを勉強するためにパソコンを買う!」 そんな熱意のある方は、 Blenderの推奨スペックを満たしているパソコンを購入するのがおすすめです。

パソコンを購入してまで習得しようとしているので、 先を見越したスペックにする必要があります。

この先、専門学校に入学したり、 CG業界に就職を考えているならば、 絶対にBlender推奨スペック程度のパソコンが必要になります。

Blender推奨スペックであれば Blender以外のMaya、3ds Max、ZBrushといったCG業界で使うであろう 3DCGソフトもストレスなく動きます。

迷わず推奨スペックを満たすパソコンを購入しましょう。

CPUとメモリのスペックが重要

3DCGといえばグラフィックスが最も重要ではないか?と 思われがちですが、じっさいそうではありません。

Blenderパソコン選びで注目して欲しいのは、 CPU性能とメモリ量です。

ソフトウェアの反応速度はCPU速度に依存していることが多いためです。 また、3DCGソフトでは多数の機能を同時に使うので、 ハイスペックなCPU性能を求められることが多いのです。

そして、3DCGソフトはモデルに色々複雑な設定ができます。 複雑になるほどメモリ消費量も増えていきます。

例えば、3Dモデリングでは、表面形状を滑らかに見せるために モディファイヤという機能を追加します。 他にもテクスチャ画像を投影させたり、面取りをしたりと、 複数同時に処理することが多いのですね。

こういう処理は、CPUの性能とメモリの量で 操作の快適性が変わってきます。

つまり、 CPU性能とメモリ量にまずは予算を振り分けて、 それからグラフィックスを選ぶのがおすすめです。

将来的にMaya、3ds Maxも使うなら認定グラフィックスを選ぶ

パソコン選びのポイント3つ目は、 グラフィックス選びについてです。

「独学ではBlenderを使うけど、将来的にはMayaや3ds Maxも使いたい」 と考えているならば、 グラフィックスは必ず NVIDIAかAMDの専用グラフィックスを選んでください。

理由は、「Blenderは動いたけど、Maya、3ds Maxは快適に動かなかった…」という リスクを無くすためです。

Maya、3ds Maxは「認定グラフィックス」といって、 動作検証済みのグラフィックスがあります。

この認定グラフィックスが搭載されているパソコンを選ぶことで、 BlenderもMayaも3ds Maxも不具合なく快適に動くわけですね。

ちなみに、 いま世の中で販売されているNVIDIAのGeForce、Quadroシリーズと、 AMDのRadeon、RadeonProシリーズでGPUメモリが4GB以上であれば、 ほぼMayaと3ds Maxの認定グラフィックスになっています。

注意したいポイントは、 「CPU内臓グラフィックスを選ばない」ということです。

MacのM1チップや、インテルのグラフィックスは 一部の種類しか認定グラフィックスに入っていません。 不具合リスクを避けるためには、NVIDIA、AMDのグラフィックスがおすすめです。

Blenderおすすめのパソコン!

NVIDIA Tシリーズのおすすめ

DAIV Z5-T6-CM

CPUはCorei7、メモリ16GB、SSD 512GBのミドルエンドパソコンです。

グラフィックスはT600です。

価格は17万円強です。

ZBook Firefly G8 icon

icon icon

CPUはCorei7、メモリ16GB、SSD512GBのミドルエンドパソコンです。

グラフィックスはNVIDIA T500です。

価格は21万円~です。 HPの人気ワークステンションで売り切れることもあります。

ThinkPad P15 Gen 2

CPUはCorei5、Corei7、Corei9が選択可能、メモリ8~128GBが選べます。 SSDも512GB~2TBが選択可能なミドルエンドパソコンです。

グラフィックスはNVIDA RTXA2000 4GB GPUになります。

WEB購入だと常に特別値引きをしているのが嬉しいところです。

Corei7、メモリ16GB、SSD512GB、RTXA2000選択で 価格は27万円弱です。

GeForce、Radeonシリーズのおすすめ

G-Tune HM-B

CPUはCorei7、メモリ16GB、SSD 512GBのゲーミングPCです。

グラフィックスはGeForce RTX 3060です。

価格は22万円強~です。

DAIV Z7

CPUはCorei7、メモリ32GB、SSD 512GBのクリエイター向けパソコンです。

グラフィックスはGeForce RTX 3060(GPU 12GB)です。

価格は25万円強~です。

HP Pavilion Gaming Desktop TG01-1172jp パフォーマンスエクストラモデル

CPUはCorei7、メモリ16GB、SSD 256~512GBを選択できるミドルエンドパソコンです。

グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 3060 Tiです。

価格は17万円強~です。 キャンペーンをしていることが多く、定価より6~7万円安く購入できます。

DAIV 5N

CPUはCorei7、メモリ16GB、SSD 512GBのクリエイター向けノートパソコンです。

グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 3060です。

価格は23万円強~です。

HP ENVY 15-ep1000 パフォーマンスモデルG2

CPUはCorei7、メモリ16GB~32GBを選択でき、SSD 1TBのクリエイター向けノートパソコンです。

グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 3050です。

価格は23万円強~です。 クリエイター向けの人気機種で、売り切れることが多々あります。

Legion 560

CPUはRyzen7、メモリ16GB、SSD 1TBのゲーミングノートパソコンです。

グラフィックスはGeForce RTX 3060です。

価格は18万円強~です。

レンダリング用のおすすめのパソコン

レンダリングを短時間で行うために、 Quadroのハイエンドグラフィックスと、 そのパフォーマンスを最大限に生かすCPUが搭載されたパソコンを紹介します。

高解像度の画像や、長いアニメーションをレンダリングするためのパソコンです。

HP Z4 G4 Workstation フルカスタマイズモデル icon

icon icon

CPUはXeon、メモリ8~256GBが選べます。 SSDも512GB~2TBが選択可能なハイエンドパソコンです。

グラフィックスはNVIDIA T400~T1000または RTX A2000~A6000が選択できます。

かなりカスタマイズ性があるので予算に合わせて 自分なりのパソコンが組めます。

メモリ8GB、SSD512GB、NVIDIA T600選択で 価格は40万円弱です。

DAIV X10-A5

CPUはCorei9、メモリ64GB、SSD 1TBのハイエンドパソコンです。

特に注目したいのはNVIDIA RTX A5000のグラフィックスが入っているところです。

Quadroの後継ともいわれる 最新のNVIDIA Aシリーズを採用しています。

価格は66万円弱です。 Aシリーズが入ったパソコンでこの価格の安さはマウスコンピューターならではです。

まとめ

「Blender推奨スペックはコレ!おすすめパソコン11選」 についてのまとめです。

Blenderの動作スペックは、 公式サイトに最小スペックと推奨スペックの2種類が載っている。

最小スペックは「3DCG制作を学び始めたばかりのBlender初心者」 が使うようなパソコン。

推奨スペックは 「一通り3DCG制作ができるBlender中・上級者」 もしくは「そうなるつもりの人」が使うようなパソコン。

Blender用パソコンを選ぶときの3つのポイントは 「新しくパソコン購入なら推奨スペックを選ぶ」 「CPUとメモリのスペックが重要」 「将来的にMaya、3ds Maxも使う予定なら認定グラフィックスを選ぶ」。

新しくパソコンを購入してまで学習意欲のある方は、 推奨スペックを満たすパソコンを購入することが 失敗しないパソコン選びになる。

BlenderはCPU性能とメモリ量が 作業の快適性に影響する。

Maya、3ds Maxも使う予定ならば、 動作確認済みのNVIDIAかAMDのグラフィックスが入ったパソコンを選ぶ。

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