初心者向け!Blenderはじめてのレンダリング

Blenderにおけるレンダリングの基礎を解説

初心者向け!Blenderはじめてのレンダリング

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Blenderのレンダリング方法を知りたい

チュートリアル形式でレンダリングの基礎を学びたい

ここではBlender初心者に向けて 「Blenderの基本的なレンダリング方法」を解説しています。

Blenderで初めてレンダリングをする場合でも、 迷わないようにできるだけ丁寧に説明していきます。

今回レンダリングをする3Dオブジェクトは、 モデリングのチュートリアルで作成した「日本酒の瓶」です。

もし、モデリングとマテリアル設定から知りたい場合は、 以下の記事もあわせてご覧ください。

初心者向け!Blenderモデリング「日本酒を作る」

初心者向け!Blenderモデリング・マテリアル設定

あなたのBlender学習のお手伝いができればうれしいです。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事

詳しい紹介はこちら 「自己紹介」

目次

スタジオの作成

3Dモデルをレンダリングをするには、 次の3つの要素が最低限必要になります。

  • 背景
  • カメラ
  • ライト

基本的には現実世界での「撮影」と同じです。 背景をバックに被写体である3Dモデルをライトで照らして、 カメラを向けて撮影するイメージです。

それをBlenderのなかで行います。 背景、カメラ、ライトをBlenderで配置すると 下の図のようになります。

撮影スタジオ

まずは、このような撮影スタジオを作っていきます。

背景の設置

まず、「背景」を設置していきます。 写真屋さんなどでよく見る、 背景布のようにスタジオを作っていきます。

初めに被写体である「日本酒の瓶」を 床面に接するように移動します。

「オブジェクトモード」にしておき、 日本酒の瓶、キャップ、ラベルをすべてドラッグをして選択します。

2.日本酒モデルを選択

XYZ軸の-Y軸をクリックするか、 テンキー「1」を押して、 3Dビューポートで横からの画面に切り替えます。

キーボードの「G」→「Z」を順に押し、 マウスを上方向に動かします。 床に接地したところで左クリックをして位置を決定します。

3.日本酒モデルを床に接地させる

画面左上の「追加」から「メッシュ」→「立方体」で オブジェクトを追加します。

4.背景布用の立方体の追加

追加した立方体を拡大します。 キーボードの「S」を押し、 マウスを動かして適当な大きさにします。 ある程度拡大したら、左クリックをして位置を決定します。

5.背景布用の立方体を拡大

拡大した立方体を上に動かして床面に接地させます。 キーボードの「G」→「Z」の順に押し、 マウスを上方向に動かし、 床に接地したところで左クリックをして位置を決定します。

6.背景布を床に接地させる

3Dビューポート上でキーボードの「Tab」を押して 「編集モード」に切り替えます。

追加した立方体の頂点を1点だけ選択します。

7.立方体頂点選択

キーボードの「Delete」を押して、 ウィンドウに出てくる「頂点」を選び 選択した頂点を削除します。

8.頂点の削除

選択した頂点を削除すると、 隣接するすべての面が削除されます。

9.面が削除された状態

3Dビューポート画面左側のツールバーから 「ベベル」を選びます。

ベベルを適用する辺を選びます。 キーボードの「Shift」を押しながら 左クリックで複数頂点を選びます。

10.ベベル頂点の選択

キーボードの「Ctrl+B」を同時に押します。 そのあと、マウスを動かしてベベルの範囲を広げます。

11.ベベルの適用

さらにマウスの真ん中ボタンのホイールを上側方向に回して、 頂点を増やして細分化します。頂点を増やしたら左クリックで決定します。

ベベルの適用は 「Ctrl+B」→「マウス移動」→「マウスホイール回し」→「左クリック」 の順に操作していきます。

12.ベベルの適用と同時に頂点を増やす

立方体の角を滑らかにして、不要な影や映り込みをなくすことができます。 また、背景の色も変えることができるようになります。 ちなみに今回は、白の背景色にします。デフォルトで白色になっています。

カメラの設置

続いて「カメラ」を設置していきます。 Blenderのデフォルトではカメラが一つすでに準備されています。 画面右上の「アウトライナー」にある「Camera」というオブジェクトが カメラになります。

ちなみに、 3Dビューポートに表示されている「四角錐のワイヤーフレーム」が カメラになります。

13.カメラ

まず、3Dモデルを映すために カメラの位置を変えていきます。

3Dビューポート上でキーボードの「Tab」を押して 「オブジェクトモード」に変更します。

アウトライナーの「Camera」をクリックしてカメラを選択します。 もしくは3Dビューポートの「四角錐のワイヤーフレーム」をクリックしても カメラを選択することができます。

14.カメラの選択

テンキーの「7」もしくは、 画面右上にあるXYZ軸の「Z軸」をクリックして 真上からの表示に変えます。

キーボードの「G」を押して、 そのあとマウスを移動させるとカメラ位置を変更できます。 適当な位置までカメラを移動させたら 左クリックで位置を決定します。

15.真上表示とカメラ移動

カメラの向きを3Dモデルの方に向けます。 キーボードの「R」を押して、 そのあとマウスを移動させて方向を調整します。 3Dモデルの方に向けたら左クリックで決定をします。

16.真上表示とカメラ向き

続いてカメラの傾きを調整します。 カメラを左右に振ることをパン、上下に傾けることをチルトと呼びます。

真横から見た画面にします。 テンキーの「1」→「9」の順に押します。 もしくは画面右上にあるXYZ軸の「Y軸」をクリックします。

キーボードの「R」を押して、 そのあとマウスを移動させて上下方向であるチルトを調整します。 3Dモデルの方に向けたら左クリックで決定をします。

17.真横表示とカメラチルト調整

ある程度カメラの位置と傾きを調整したら、 今後は「カメラから見た映像」で細かな調整をしていきます。

3Dビューポート画面右側にある「カメラビュー」をクリックします。 すると、カメラから見た映像が表示されます。 枠の中がカメラの映像になります。

18.カメラから見た映像

カメラ位置を調整していきます。 3Dビューポート右側にある「<」のマークをクリックして 「サイドバー」を表示します。

19.サイドバーの表示

サイドバーの「ビュー」を選択します。 そのなかの 「ビューのロック」から「カメラをビューに」にチェックを入れます。 これで3Dビューポートでの表示操作と同じように カメラの位置と傾きを調整できるようになります。

「Shift+マウス真ん中ボタンのドラッグ」で平行移動、 「マウス真ん中ボタンのホイール」でズーム、 「マウス真ん中ボタンのドラッグ」で傾きを調整します。

20.カメラ位置の調整

傾きが調整できない場合は、 キーボードの「R」を押して、そのあとマウス移動をすると調整できます。 適当なところで左クリックをして決定をします。

21.カメラ傾きの調整

3Dモデルの日本酒のラベルの文字が隠れているので、 モデルを回転させて正面を向かせます。

「日本酒の瓶」「キャップ」「ラベル」のオブジェクトを選択します。 3Dビューポートでキーボードの「Shift+クリック」で3つの オブジェクトを複数選択します。

キーボードの「R」→「Z」の順で押し、 マウス移動をして回転させます。 ラベルの文字が見える位置にしたところで左クリックをします。

22.日本酒を正面に向かせる

ライティング

ライトを設置していきます。 Blenderのデフォルトではライトが一つすでに準備されています。 画面右上の「アウトライナー」にある 「Light」というオブジェクトがライトになります。

また、3Dビューポートに表示されている「円と点線」がライトになります。

23.ライト

今回、ライトは3Dモデルの斜め上から照らすように設置していきます。

テンキーの「7」を押して真上からの表示にします。

24.真上からの表示

キーボードの「G」を押して、 そのあとマウス移動をしてカメラの横までライトを移動させます。 適当なところでクリックをして位置を決定します。

3Dビューポートで適当なところから見てみます。 そのときに「3Dビューのシェーディング」を 「レンダープレビュー」に変更します。

25.ライトの位置を移動とレンダービュー

一度、照明の当たり具合を確認するために 「カメラビュー」に切り替えます。

26.カメラビュー

少し暗いので明るさをアップします。 ライトのオブジェクトを選択した状態で 「プロパティ」のなかの「オブジェクトデータプロパティ」を選びます。

オブジェクトデータプロパティの「ライト」にある 「パワー」の値を変更します。 1000Wから3000Wに変更します。

27.オブジェクトデータプロパティ

28.3KW照明

照明のパワーを上げたことにより 少し明るくなって見やすくなりました。

レンダリングをしてみよう

最後にレンダリングをして、 画像ファイルに出力します。

画面左上にあるヘッダーから「レンダー」→「画像をレンダリング」 を選びます。

29.ヘッダーからレンダーを選ぶ

レンダリングの結果を表示するウィンドウが出てきます。 画面左上にレンダリングの進捗状況が出ているので、 何もせずにレンダリングが終わるのを待ちます。

レンダリングが終了すると 処理にかかった時間が表示されます。

30.レンダーウィンドウ

レンダリング結果のウィンドウに上にある 「画像」を選び、さらに「保存」を選択します。

31.レンダー結果の保存

「出力ファイル名」と「保存ファイルフォーマット」を選び 「画像を別名で保存」をクリックして ファイルに保存します。

32.ファイル保存画面

出力した画像ファイルは こんな感じになっています。

34.レンダリング結果

Blenderパソコンの悩みありますか?

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Blenderを使っていてこんな悩みはありませんか? もし、このようなことがあるなら 「パソコンのスペック不足」が原因のこともあります。

「Blenderの推奨スペック」についてまとめた記事があるので、 もし、このような悩みがあれば 一度こちらの記事も参考にしてみてください。

Blender推奨スペックはコレ!おすすめパソコン10選

パソコンのスペックは問題ない! という場合は、他に原因がある可能性が高いです。

その場合に「確認したいこと」を解説した記事もありますので、 そちらも合わせて参照してください。

Blenderがフリーズする原因は?確認したい3つのこと

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