厳選!おすすめ3DCADパソコン12選

どんな3DCAD向けパソコンを紹介している?

pc

こんなことが知りたい

3DCADが快適に動くおすすめのパソコンが知りたい

ここでは、 3DCADに最適な「NVIDIA RTXシリーズ」と「AMD RadeonProシリーズ」が搭載されている パソコンを紹介しています。

主に 次に挙げる3DCADソフトウェアが快適に動くおすすめパソコンを紹介しています。

おすすめパソコンに適した3DCADソフト

  • AutoCAD
  • Fusion360
  • Inventor
  • Revit
  • Civil
  • SolidWorks
  • Vectorworks
  • CATIA
  • PTC Creo

また、「パソコンメーカーの特長」についても説明します。

「価格が安いパソコンメーカーはどこか?」 「サポートの評価が高いメーカーはどこか?」 「特定のCADに販売実績があるメーカーはどこか?」 など、それぞれ得意な部分を解説します。

あなたのパソコン選びのお手伝いができれば幸いです。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事

詳しい紹介はこちら 「自己紹介」

目次

おすすめパソコン

私のCADサポート経験から 「いつもお客様に提案しているスペックのおすすめパソコン」を ピックアップしました。

「おすすめのデスクトップ」と「おすすめノートパソコン」に 分けて紹介しています。

小規模設計、中規模設計、大規模設計に向いているパソコンを それぞれ提案しています。

おすすめデスクトップ

DAIV Z7-T1

No.1

設計目安 中規模設計
CPU
  • Corei7
メモリ
  • 32GB
グラフィックス
  • NVIDIA T1000
SSD
  • 512GB
価格

30万円弱~

マウスの3DCAD向けクリエイターパソコンです。 「3DCADではコレを選んでおけば失敗ない」というモデルです。

マウスの3DCAD向けクリエイターパソコンです。 CPU、メモリ、グラフィックスのバランスが取れた 中規模設計までに向いている コストパフォーマンスが高いパソコンです。

SENSE-M07M-134-NBX [Windows 11 Home]

No.2

設計目安 小規模設計
CPU
  • Corei5
メモリ
  • 16GB
グラフィックス
  • NVIDIA T400
SSD
  • 500GB
価格

15万円弱~

パソコン工房の3DCAD向けクリエイターパソコンです。 新しい第13世代のCPUを載せている価格の安さが特長のパソコンです。 主に小規模設計に適しています。

DAIV DD-I7N2A

No.3

設計目安 中規模設計 - 大規模設計
CPU
  • Corei7
インテル13世代
メモリ
  • 32GB
GPU
  • NVIDIA RTX A2000
SSD
  • 1TB
価格

39万円弱~

マウスの3DCAD向けクリエイターパソコンです。 中規模設計から大規模設計までできるパソコンです。 高速レンダリングをしたい方に向いています。

【Dell】New Precision 3460 スモール フォーム ファクター プラチナモデル(大容量メモリー・SSD・グラフィックカード搭載)

設計目安 中規模設計 - 大規模設計
CPU
  • Corei9
メモリ
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
選択可
GPU
  • NVIDIA T400
  • NVIDIA RTX A2000
  • AMD RadeonPro WX3200
選択可
SSD
  • 256GB
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
選択可
価格

25万円強~

認定ハードウェア

  • SolidWorks
  • CATIA 3Dエクスペリエンス

DELLの3DCAD向けワークステーションです。 多彩なカスタマイズができるパソコンです。 中規模設計から大規模設計までできるパソコンを構成することができます。

おすすめノートパソコン

ZBook Firefly 14 inch G9 icon

No.1

icon icon

設計目安 中規模設計
CPU
  • Corei7
メモリ
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
選択可
GPU
  • NVIDIA T550
SSD
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
選択可
価格

37万円強~

認定ハードウェア

  • AutoCAD
  • Fusion360
  • SolidWorks
  • CATIA 3Dエクスペリエンス

HPの3DCAD向けモバイルワークステーションです。 小規模から中規模設計に向いているパソコンです。

3DCADでは不動の人気であるZBookシリーズのエントリーモデルです。 「迷ったらコレ!」を自信を持って言える 失敗しない3DCAD向けノートパソコンです。

ThinkPad P15 Gen 2

No.2

設計目安 中規模設計 - 大規模設計
CPU
  • Xeon
メモリ
  • 16GB
GPU
  • NVIDIA RTX A2000
SSD
  • 512GB
価格

38万円弱~

  • AutoCAD
  • Fusion360
  • SolidWorks
  • CATIA 3Dエクスペリエンス

Lenovoの3DCAD向けモバイルワークステーションです。 中規模設計~大規模に向いています。 ベストセラーですが、 部品のマイナーチェンジをしながら売れ続けているノートパソコンです。

【Dell】New Precision 3571 【即納】プラチナモデル(大容量メモリー・大容量SSD・グラフィックカード搭載)

No.3

設計目安 中規模設計
CPU
  • Corei7
メモリ
  • 16GB
GPU
  • NVIDIA RTX T600
SSD
  • 512GB
価格

27万円強~

  • AutoCAD
  • Fusion360
  • SolidWorks
  • CATIA 3Dエクスペリエンス

DELLの3DCAD向けモバイルワークステーションです。 中規模設計に向いています。 機械系3DCADで定番のPrecisionはコスパに優れたノートパソコンです。

大規模設計やレンダリングにおすすめパソコン

DAIV DD-I7N45

設計目安 中規模設計 - 大規模設計
CPU
  • Corei7
インテル13世代
メモリ
  • 32GB
GPU
  • NVIDIA RTX A4500
SSD
  • 1TB
価格

60万円強~

マウスの3DCAD向けクリエイターパソコンです。 大規模設計までできるハイエンドのスペックを持ち合わせパソコンです。 高速レンダリングに向います。

HP Z4 G4 icon

icon icon

設計目安 中規模設計 - 大規模設計
CPU
  • Xeon
メモリ
  • 8GB
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
選択可
GPU
  • NVIDIA RTX T400
  • NVIDIA RTX A2000
  • NVIDIA RTX A4500
選択可
SSD
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
選択可
価格

28万円強~

認定ハードウェア

  • SolidWorks
  • CATIA 3Dエクスペリエンス
  • Revit

HPの3DCAD向けワークステーションです。 中規模設計~大規模に向いています。 3DCADや3DCGの法人向けワークステーションで 圧倒的な実績を誇るZシリーズのミドルエンドパソコンです。

SENSE-F079-LC139KF-NNX [Windows 11 Home]

設計目安 中規模設計 - 大規模設計
CPU
  • Corei9
インテル13世代
メモリ
  • 32GB
GPU
  • NVIDIA RTX A4500
SSD
  • 1TB
価格

62万円強~

PC工房の3DCAD向けクリエイターパソコンです。 中規模設計から大規模設計までできる 第13世代のCPUを搭載したハイエンドパソコンです。 高速レンダリングに向いています。

Macのおすすめパソコン

MacBook Pro 16.2インチ Apple M2 Pro

「メモリ16GB、Apple M2 Proチップ、SSD 512GB、16インチ」の 12コアCPU、19コアGPUモデルです。

M2 Pro搭載の高性能MacBookProです。 画面サイズの大きな16インチモニターのノートタイプです。

MacBook Pro 14.2インチ Apple M2 Pro

「メモリ16GB、Apple M2Proチップ、SSD 1TB、14インチ」の 12コアCPU、19コアGPUモデルです。

持ち歩きもできる14インチモニターの小型ノートタイプです。

パソコンメーカーの特長

当サイトで紹介しているパソコンは、 3DCADに最適なワークステーションが得意なメーカーから選んでいます。

そのワークステーションを扱っているパソコンメーカーは、 それぞれ特長があります。

ここからは、各パソコンメーカーの特長について 解説していきます。

マウス

価格重視の方におすすめのパソコンメーカーです。

マウスのパソコンは、 低価格でスペックの高いパソコンが手に入るので、 コストパフォーマンスに優れています。

低価格を実現できているのは、 国内受注生産による製造の仕組があり、 無駄なコストを極限まで削減しているためです。

サポート面については 「安心パックサービス」というサポート商品があり、 こちらを購入することでサポートも手厚くすることができます。

また、マウスは「3DCAD向けの特設ページ」もあり、 3DCADパソコンに力を入れています。

マウスコンピューターの3DCAD向けパソコン

HP

CAD向けワークステーションの販売実績と サポートを重視の方におすすめのパソコンメーカーです。

HPは15年連続で国内ワークステーション実績トップです。 この販売実績はブランド力だけではなく、手厚いサポートもついているからです。

HPのワークステーションは3年のパーツ保証がついているので、 故意ではない故障の場合は無償で交換してくれるのが強みです。

3DCADを使うパソコンは仕事道具なので、 ランニングコストが低い方が圧倒的にお得なことがあります。

また、HPは「3DCAD向けの特設ページ」もあり、 3DCADパソコンにも力を入れています。

3DCAD向けのHPワークステーション icon

icon icon

DELL

DELLのパソコンは、 「CATIA 3Dエクスペリエンス」「PTC Creo」「SolidWorks」 といった特定の3DCADでよく使われているパソコンメーカーです。

DELLのワークステーションは 「CATIA 3Dエクスペリエンス」「PTC Creo」「SolidWorks」に実績が多く、 認定ワークステーションにも多くの機種が選ばれています。

DELLの公式サイトに これらの3DCADソフトにおすすめのパソコン構成がまとめられています。

ワークステーションの構成どれが最適なの?そんな悩みを一発解決!!・DELL公式サイト

Lenovo

価格重視の方におすすめのパソコンメーカーです。 また、パソコンの丈夫さでも定評があります。

Lenovoは 価格の安さもありますが、 ブランド力もある老舗のパソコンメーカーです。 その中でもワークステーションのThinkStation、ThnakPadシリーズが根強い人気で 世界中の多くの3DCADユーザーに使われています。

デスクトップ型のThinkStationは種類が少ないですが、 カスタマイズ性がかなり高いので 予算に合ったパソコンを選ぶことができます。

パソコン工房

3DCADに向いている 「クリエイターパソコン、ゲーミングPCが低価格」 という特長があります。

他のパソコンメーカーと比べると 同じスペックでも1~2割くらい安い場合があります。 特にミドルエンドの価格帯のパソコンが安く、 コストパフォーマンスを求めるならパソコン工房がおすすめです。

また、3DCAD向けのパソコンでも 建築CAD、機械系CAD、ビジュアライゼーションレンダリング といったように職種別にパソコンを提案してくれているのが特長です。

CAD制作・パソコン工房 icon

icon icon

ホームページの作りはちょっと玄人向けっぽいですが、 販売しているパソコンは初心者から上級者まで 細かく分かれているので、商品を見極めて選ぶと 満足度の高いパソコンが買えることが多いです。

Macを選ぶときの注意点

Macに対応している3DCADソフトは少なく、 主には以下の3DCADソフトウェアになります。

  • AutoCAD
  • Fusion360
  • Vectorworks

OSのヴァージョンによって、 対応しているものとそうでないものがあるので、 購入前に確認をしてください。

Vectorworks2022以降に関しては、 Apple M1チップ搭載パソコンに対応しています。

AutoCAD、Fusion360はM1、M2チップでもRosetta2を使うことで 動作サポートしています。

AutoCAD の動作環境・Autodesk公式サイト

Autodesk Fusion 360 の動作環境・Autodesk公式サイト

Vectorworks動作環境・A&A公式サイト

3DCADパソコンを選ぶコツ

3DCADソフトウェアは、 複雑な設計で扱う部品数が多くなるほど 高いスペックのパソコンが必要になります。

特に仕事で3DCADを使う場合は設計が複雑になることも多くなります。 パーツ数が多くなり、階層構造が複雑になり、 より精密に表現するためにメッシュ数を増やすことも多々あります。

設計が複雑になることで使用するメモリも増えてきます。 そして、3D画面での表示するときも高精度なグラフィックボードの性能が必須になります。 もちろん、CPUスピードもあわせて高速にする必要があります。

しかし、上を見ればキリがありません。 まずパソコンを選ぶ前に「自分の設計作業は、どの程度のボリュームになるのか」を 把握することが大切です。

複雑な設計が必要ならば、かなりハイエンドのワークステーションが必須です。 中規模程度の設計作業であればミドルエンドのワークステーションでも問題ありません。 どの程度の設計をするのかを把握して、パソコンを選ぶことが失敗しないコツです。

また、3DCADソフトウェアによってグラフィックボードの種類を 認定している場合もあります。 認定グラフィックスとは「動作テスト済みですというお墨付き」のことです。

例えばAutoCADやRevitといった高機能3DCADソフトでは、 NVIDIA RTXシリーズを推奨しています。

認定グラフィックスとして、 Autodeskが「NVIDIAのこのシリーズならば動作保証します」という サポートをしているわけです。

この認定グラフィックスがある3DCADソフトウェアに関しては、 認定しているグラフィックボードが付いているパソコンを選ぶことをおすすめします。 仕事で使うパソコンの場合は特におすすめです。

逆に、 FreeCADのような認定グラフィックスの指定がないソフトウェアであれば、 GeForceなどのコストパフォーマンスに優れたパソコンがおすすめです。

安価に高性能なグラフィックスが付いているパソコンとして、 ゲーミングパソコンがあります。 ゲーミングはメモリもCPUも高性能なので、 かなりコスパが良いのでおすすめです。

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