HPのBlender用パソコンの選び方

BlenderにおすすめのHPのパソコンを解説

HPのBlender用パソコン

こんなことが知りたい

BlenderにおすすめのHPパソコンは?

HPのどの製品が最適?

ここではBlender用パソコンを探している方に向けて 「Blenderに最適なHPのパソコン」について解説します。

「HPのどのブランドのパソコンがBlenderに最適なのか?」 「デスクトップはどのモデルがおすすめ?」 「ノートパソコンはどのモデルがおすすめ?」 など、パソコン購入前に知っていきたいことも 解説しています。

あなたのBlender用パソコン選びのサポートができればうれしいです。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事

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目次

おすすめはOMEN

HPにはいくつかブランドがあり、 「Zシリーズ」「ZBook」「ENVY」「Pavilion」「Spectre」「OMEN」が 主なブランドです。

このなかで Blenderに最適なのがゲーミングPCの「OMEN」です。

なぜOMENがBlenderに最適なのか? その理由は 「3DCGに最適なスペックのCPU、メモリ、グラフィックボードが選べるから」 です。

例えば、OMENは高解像度の3Dを扱うPCゲームができるような PCパーツで作られています。 具体的にはCPUはCorei5、Ryzen5以上が選べて、 グラフィックボードもGeForce RTXシリーズが主流です。

この構成は、 Blenderの推奨スペックを満たしているパソコン なのです。 つまり、ゲーミングPCはPCゲームだけではなく、 3DCG作成ができるBlenderにも適用できるわけです。

OMENブランドのなかには「Victus」というシリーズがあります。 「OMENブランドのなかのVictusシリーズ」という位置づけです。

OMENもVictusもどちらもBlenderには向いていますが、 Victusは低価格帯のゲーミングPCですので、 Blender初心者向きのスペックになっています。

具体的には「グラフィックボードのグレード」が違います。 OMENではミドルエンドのGeForce RTXが採用されていますが、 VictusではローエンドのGeForce RTXやGTXが採用されています。

どちらもBlenderには適していますが、 より効率的に作業をするならば3D処理速度の速い OMENがおすすめです。

デスクトップならOMEN25L

デスクトップを検討してるならば、 具体的な商品として「OMEN 25L」がおすすめです。

なぜならば、 「価格とスペックのバランスが良くて最もコスパがいいから」 です。

例えば、 「OMEN25L」は20万円前後の価格帯でミドルエンドのグラフィックボードが 付いているパソコンです。 その上位モデルのOMEN45Lでは、ハイエンドのグラフィックボードがついていますが、 価格は2倍以上します。

ただ、2倍以上の価格ですが、処理速度は2倍以上にはなりません。 また、Blenderではここまでのスペックが必要なのは、 「上級者」のクリエイターです。 大きな規模の作品をレンダリングするときにその有効性を実感できます。

逆にOMEN25Lの一つグレードが下のVictus15Lは、 ローエンドのグラフィックボードなので、 Blender初心者向けです。

Blenderは3カ月~半年も使っていれば かなりスキルが付いてきてレンダリングも頻繁にするようになります。

こうなると、 ローエンドのグラフィックボードだと処理時間が気になりはじめ、 人によっては少し不便さを感じることもあります。

ちなみに、 OMEN、Victusで選べるローエンド、ミドルエンド、ハイエンドのグラフィックボードは どれも Blenderで推奨されているグラフィックボード ですが、このような違いがあります。

こういう理由からも、 価格とスペックのバランスが取れたOMEN25Lをおすすめしています。

ノートパソコンならパフォーマンスモデル

ノートパソコンを検討しているならば、 Blenderには「OMENパフォーマンスモデル」がおすすめです。

なぜなら、 「画面解像度がQHD(2560x1440)あり、 効率よく3Dモデリングができるため」 です。

例えば、OMENノートパソコンのスタンダードモデルだと、 ノートパソコンの一般的な解像度のフルHD(1920x1080)が 採用されています。

Blenderでは3Dモデリングをするときに 縦方向の解像度が低いと不便さを感じることがあります。 例えば、人間のキャラクターは縦方向に長いので、 全体を見ながらモデリングすると小さめに表示されてしまいます。

ですので、上半身、下半身みたいな感じで 部分的に拡大しながらモデリングすることになります。 この拡大縮小の操作が多いと不便さを感じるわけです。

これが縦方向の解像度が高いと キャラクター全体を見ながらモデリングできるので 効率的に作業ができるわけです。

こういう理由から 画面解像度の高いパフォーマンスモデルがおすすめです。

ちなみにOMENノートパソコンのハイパフォーマンスモデルは 超人気モデルなのですぐに売り切れてしまいます。 もし、在庫があるならばなくなるまえに早めの決断をおすすめします。

特に年末年始、3月の決算時期、夏の半期決算時期なんかは 品薄になります。

ノートパソコンに外部モニターもおすすめ

Blenderには高解像度モニターが作業効率が良くなると説明しました。 さらにプラスするならば、 OMENノートパソコンに外部モニターをつなげて Blenderを使うとより快適になります。

なぜなら 「モニター画面自体のサイズも大きくなるし、 さらに高い解像度でも表示できるから」 です。

例えば、 パフォーマンスモデルを選んで解像度が高くても ノートパソコンではサイズが16インチまでです。 外部モニターをつなげれば、 単純に物理的に大きな画面になるので Blenderのワークスペース画面が見やすくなり快適度が上がるのです。

こういう理由から、 外部モニターもおすすめしています。

3DCGにおすすめのモニター のスペックは、 「WQHD(2560x1440)以上」がおすすめです。

理由は縦に長い解像度のためチャラクター作成に効率がいいのと 価格がそこまで高くならないためです。

例えば、4K解像度になると価格が急に上がり 予算オーバーになることもあります。 安いフルHD(1920x1080)モニターでは、 縦の解像度が低いためかなり効率が落ちてしまうわけです。

こういう理由からWQHDがおすすめです。

ちなみに、OMENノートパソコンは外部モニターをつなげても Blenderの処理速度に影響が出ないようなスペックを採用しています。 ノートパソコンでは珍しいThunderboltのコネクタが付いているので 高速にデータ転送ができます。 気兼ねなくモニターを増やせるのはかなりのメリットです。

Blenderのおすすめパソコン

具体的におすすめのパソコンは、 別のページで紹介しています。

HPのデスクトップ、ノートパソコンを厳選していますので、 興味があればあわせてご覧ください。

Blender推奨スペックはコレ!おすすめパソコン10選

また、HPの他にも mouseのパソコンパソコン工房のパソコン も合わせて取り上げています。

Blender向けのパソコンは価格が高いので、 ぜひとも色々なメーカーと比べてみて 納得したうえで購入してみてください。

あなたのパソコン選びのお手伝いができれば幸いです。

まとめ

「HPのBlender用パソコンの選び方」についてのまとめです。

BlenderにはゲーミングPCのOMENがおすすめ。 3Dに最適なスペックを選べるから。

デスクトップならばOMEN25Lのモデルがコスパがいい。 価格とスペックのバランスがいいため。

OMENノートパソコンならハイパフォーマンスモデルがおすすめ。 ディスプレイ解像度がQHDと高画質なため。

ノートパソコンに外部モニターをつなげて モデリング作業をするとさらに快適度が上がる。 OMENはThunderboltコネクタもついているので高速転送ができる。

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