Blender、Maya、3ds Maxにおすすめのパソコンを紹介
こんなことが知りたい
おすすめの3DCG向けのパソコンを知りたい!
3Dモデリング、アニメーション作成、レンダリングに適したパソコンを知りたい
Maya、3ds Max、Blenderなどに向いているパソコンを知りたい
ここでは、3DCG制作に向いているおすすめパソコンを紹介しています。
Maya、3ds Max、Blenderの推奨スペックを満すパソコンで、 さらに3DCGでよく使う「3Dモデリング、アニメーション作成、レンダリング」 がストレスなくできるパソコンを紹介しています。
ちなみに、ここで紹介している3DCG向けパソコンのスペックは、 下の表を基準にしています。
CPU |
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メモリ |
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グラフィックス |
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あなたのパソコン選びの参考になればうれしいです。
目次
おすすめパソコン
私の3DCADサポート経験から 「いつもお客様に提案しているスペックのおすすめパソコン」を ピックアップしました。
「おすすめのデスクトップ」と「おすすめノートパソコン」に 分けて紹介しています。
初心者、中級者、上級者に向いているパソコンを それぞれ提案しています。
おすすめデスクトップ
CPU |
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メモリ |
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グラフィックス |
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SSD |
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価格 |
28万円弱~ |
マウスのゲーミングパソコンG-Tuneシリーズです。 コストパフォーマンスが高いパソコンです。
新世代のCore UltraのCPUと GeForce RTX4060のバランスの取れた組合わせです。 このスペックであれば当分買い替えは必要なく、 長期間、快適に使える構成です。
どれにするか迷っているならば、 「3Dデータを扱うならこれを選べば間違いないパソコン」 としておすすめできます。
CPU |
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メモリ |
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グラフィックス |
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SSD |
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価格 |
22万円強~ |
HPの人気ゲーミングPC OMENシリーズです。 OMENシリーズは、 国内で3年連続で出荷台数トップのパソコンです。
見た目もカッコよく、 スペックもそこそこなのに、 手頃な価格で買えるのが特長です。 また、CPU、メモリ、グラフィックスの選択肢もあるので 予算に合わせた構成にしやすいです。
人気のGeForce RTX4000シリーズが選べて、 3Dを扱うならおすすめのパソコンです。
CPU |
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メモリ |
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グラフィックス |
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SSD |
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価格 |
17万円弱~ |
パソコン工房のクリエイターパソコンです。 RyzenのCPUを搭載している価格重視の方におすすめな ミドルレンジのスペックのパソコンです。
20万円未満で3Dを扱いたいと考えている方には、 スペックも価格も満足できるパソコンです。
予算に応じてメモリ、 SSDの容量を変更できる柔軟さがあるのがうれしい商品です。
おすすめノートパソコン
【Dell】Alienware m16 R2 ゲーミング ノートPC
CPU |
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メモリ |
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グラフィックス |
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SSD |
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価格 |
35万円強~ |
DELLの人気ゲーミングノートPC Alienware m16です。
カスタマイズの選択肢は少ないですが、 その分、価格に反映されています。 GeForce RTX4070とCore Ultra7の組合わせで この価格を実現できるのはDELLならではです。
特長的なのは、16インチでQHD解像度(2560x1600)を採用しているところです。 3Dを扱うときに、ノートパソコンでも 大画面、高解像度で作業ができるのは、かなりのメリットです。
高解像度ディスプレイで作業効率を上げたい方に おすすめのノートパソコンです。
スキル目安 |
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CPU |
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メモリ |
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グラフィックス |
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SSD |
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価格 |
24万円弱~ |
マウスのゲーミングPC G-Tuneシリーズの人気商品です。 初心者から中級者に向いている 最もコストパフォーマンスが高いパソコンです。
ハイスペックなのに薄型で軽量で、WQXGA解像度のディスプレイが特長です。 また、3年修理保証が付いているのもマウスのメリットです。
第13世代のCPUとミドルレンジのGeForceRTX4060を搭載していて、 「3Dデータを扱うならコレ!」とおすすめできるノートパソコンです。
OMEN by HP 16-wf0022TX パフォーマンスモデル
CPU |
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メモリ |
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グラフィックス |
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SSD |
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価格 |
24万円弱~ |
HPの人気ゲーミングPCのOMENシリーズです。 初心者から中級者に向いているコストパフォーマンスが高いパソコンです。
インテル第13世代のCPUと NVIDIA GeForce RTX4000シリーズが組み合わさった人気モデルです。 グラフィックスはRTX4070、RTX4080の中から選べるので 予算に合わせたパソコンを選べます。
レンダリングにおすすめのパソコン
レンダリングを短時間で行うために、 Quadro系のハイエンドグラフィックスまたは、 ハイエンドGeForceで そのパフォーマンスを最大限に生かすCPUが搭載されたパソコンを紹介します。
高解像度の画像や、長いアニメーションをレンダリングするためのパソコンです。
CPU |
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メモリ |
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GPU |
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SSD |
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価格 |
57万円弱~ |
マウスのハイエンドゲーミングパソコンです。 新しい世代GeForce RTX5000シリーズのグラフィックスと CoreUltraの高性能CPUの組み合わせで 3Dの高速描画を実現してくれます。
3D描画でとにかくコスパを求めたいなら、 マウスのゲーミングPCが定番でおすすめです。
CPU |
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メモリ |
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GPU |
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SSD |
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価格 |
102万円弱~ |
PC工房のハイエンドゲーミングパソコンです。 高速処理を求めたい方向けで、 コスパ最強と言っていいほどの価格と性能です。 Ryzen9 9950XとGeForce5090のGPUを搭載したハイエンドパソコンです。
低価格にするために カスタマイズの選択肢は少ないですが、 3Dレンダリングのパフォーマンスを上げるには、 十分すぎるほどのスペックです。
コストパフォーマンスを求める方におすすめのデスクトップパソコンです。
OMEN by HP 35L Gaming Desktop GT16-0010jp パフォーマンスモデル
CPU |
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メモリ |
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GPU |
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SSD |
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価格 |
34万円弱~ |
HP人気ゲーミングPCのOMENシリーズです。 第14世代のCoreiシリーズのCPUまたは、 Core Ultraシリーズと新世代のGeForce4070Ti Superシリーズを搭載した ハイエンドパソコンです。
人気シリーズのため、セール時期には売り切れになることもあるため 在庫があったら早い決断がおすすめです。
おすすめMacBook
MacBook Pro 14.2インチ Apple M3 Pro
「メモリ18GB、Apple M3 Proチップ、SSD 512GB、14インチ」の 11コアCPU、14コアGPUモデルです。
持ち歩きもできる14インチモニターの小型ノートタイプです。
MacBook Pro 16.2インチ Apple M3 Pro
「メモリ36GB、Apple M3 Proチップ、SSD 512GB、16インチ」の 12コアCPU、18コアGPUモデルです。
M3 Pro搭載の高性能MacBookProです。 画面サイズの大きな16インチモニターのノートタイプです。
3DCG作成用パソコンを選ぶコツ
3DCG作成用にパソコンを検討している場合は、 「用途」によってスペックを考えるのがポイントです。
3DCGでの主な用途としては 「3Dモデリング」と「アニメーション作成」があります。 それぞれの用途で気を付けるポイントを解説します。
3Dモデリング用のパソコン選び
3Dモデリング用パソコンで気をつけたいのは、 メモリ容量です。
「オブジェクトの数」と「マテリアルに貼るテクスチャ解像度」が メモリに影響するためです。
例えば、3ds Maxを使って建築物の3Dモデリングをする場合、 シーンの中にオブジェクトの数が多くなることがあります。
リビングダイニングをモデリングしたとすると、 ソファーやテレビの他に、テーブルやいす、植物に照明といった オブジェクトが数多く必要になります。
このオブジェクトの数が増えるほど 3DCGソフトウェアで処理する負荷が高くるなので、 ハイスペックなパソコンが必要になってきます。
Mayaで見ると、ゲーム用のキャラクターを作成するために 服や靴などの身につけている部分に解像度の高い テクスチャを使用することがあります。
テクスチャを貼る数と解像度の高さで 3DCGソフトの負荷が大きく異なってきます。
具体的なスペックとしては、 「高解像度のテクスチャを貼る場合」と 「中規模の3Dモデリングをする場合」は 16GB以上がおすすめです。 予算が許すならば32GBにするとかなり余裕がでます。
ちなみに中規模の3Dモデリングってどの程度か? というと、下の画像のような感じになります。
アニメーション用のパソコン選び
アニメーション作成用パソコンで気をつけたいのは、 グラフィックスとCPU性能です。
アニメーション作成をする場合は、 「3Dの表示速度」がポイントになります。
例えば、 アニメーションはフレームごとに キャラクターの姿勢を変えながら「動き」を作成していきます。
この各フレームごとの姿勢を、 何度も何度も繰り返し表示して、 人間らしい動きになっているかを確認していきます。
この作業をするために3D描画が高速に処理できるパソコンが 必須になってくるわけです。
これには、グラフィクスの性能はもちろんですが、 じつはCPU性能も必要になります。
グラフィクスのパフォーマンスを最大限にするためには、 クロック数の高いCPUが必須になってくるのです。
つまり、「グラフィックスとCPUの性能を優先的にあげるような パソコン構成がおすすめ」なわけですね。
グラフィックスのスペックとしては ミドルレンジ以上のグラフィックスがおすすめです。
また、グラフィックスのパフォーマンスを最大限に生かすには、 Core Ultra7、Corei7、Ryzen7で 3GHz以上のクロック数がおすすめです。
各3DCGソフトウェアでの用途別のパソコンスペックについてまとめているので、 よかったらそちらも参照してみてください。