3ds Maxで建築パースの独学に必要な4つのアイテム

3ds Maxの独学で必須なものを紹介

3dsmax独学で必要なもの

こんなことが知りたい

3ds Maxで建築パースを独学するには何が必要?

独学にかかる費用は?

ここでは、3ds Maxを使って建築パースを独学したい方に向けて 「3ds Maxの独学に必須なもの」と「独学にかかる費用」 について解説していきます。

「どんなパソコンが必要?」 「ソフトは何が必要?」「教材は何を使う?」 初心者が気になる疑問に答えていきます。

あなたの情報収集の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事

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目次

3ds Maxの建築パース独学に必要な4つのアイテム

3ds Maxの独学で 必要なアイテムはこの4つになります。

  • 3ds Maxの動作スペックを満たすパソコン
  • 3ds Maxライセンス
  • Photoshopライセンス
  • 3ds Maxの建築パース入門書

「パソコン」「3ds Maxソフト本体」「入門書」は 3ds Maxのスキルを習得するうえで必ず必要なものです。 Photoshopは作成した建築パースの見た目をキレイにする装飾するために必要です。

Photoshopは別の画像処理ソフトでも代用できますが、 多くの参考書やチュートリアル動画で Photoshopを使っているので準備したいアイテムとしています。

さて、これらを準備するにはどの程度の費用がかかるか?ですが、 おおよその金額は下の表のようになります。

独学にかかる費用

パソコン
  • 17万~25万円
3ds Maxライセンス
  • 42,900円
1年サブスクリプション
2024年05月現在の価格
Photoshopライセンス
  • 14,080円
1年サブスクリプション
2024年05月現在の価格
入門書
  • 5,000円

パソコンはモデリング作業をしてもストレスなく動くスペックのもので、 4年間程度買い替えなしで使えるものを選ぶと約25万円になります。

3ds Maxライセンスは、 独学目的や収益の低いフリーターが安価に使える「3ds Max Indie」 がおすすめです。

Photoshopのライセンスは、 最も安いプラン「フォトプラン クラウド20GB」を選ぶと 年間で1万4千円強になります。 月換算すると1200円弱です。

入門書籍はおおよそ5000円程度になります。

合計でおおよそ31万円強かかります。

ただし、 学生の場合は3ds Maxのライセンス料は1年間無料です。 そのため 「学生が独学する場合は、おおよそ27万円弱」になります。

各アイテムについて もう少し詳しく説明していきます。

3ds Maxの動作スペックを満たすパソコン

まずは3ds Maxを動かすためのパソコンです。

3ds Maxで建築CGパースを作成するためには、 高性能なパソコンが必須になります。

理由は、一通りモデリングをして、高精細なテクスチャを貼り、 レンダリングでキレイなシミュレーション画像を出力するには CPU、メモリ、グラフィックスがすべて高性能である必要があるためです。

例えば、部屋の内装を作るためには 比較的高画質な「装飾」をする必要があります。 3DCGでは「テクスチャ」と呼ばれる画像を貼り付けます。

下の図のように「壁紙」「ドア」「床のタイル」「絵画」 「階段の木目」といった様々な部分に テクスチャを貼り付けます。

テクスチャ

このテクスチャを貼ることでリアリティ感が増して仕上がりがキレイに見えるのです。 ただし、テクスチャをたくさん貼ると パソコンの動作が遅くなっていきます。 つまり、これに耐えられるパソコンのスペックが必要になるわけです。

また、作成した3DCGの建築物は最終的に「画像ファイル」として出力します。 この工程をレンダリングといいますが、 このレンダリングにも高いスペックが求められます。

ちなみに、性能が低いパソコンを使うと画像出力に時間かかってしまいます。

例えば、高性能なパソコンでレンダリングすれば2~3分で済むものが 一般的なオフィスで使われるような低いスペックのパソコンを使うと 10分~15分かかることも少なくありません。

また、レンダリングでは何度も設定を変えて 見栄えの良いものに調整する作業をします。 そのたびに多くの時間がかかると作業効率が大幅に下がってしまうわけです。

「処理待ち時間」ほど無駄な時間はありません。 無駄な時間を減らすため、パソコンに予算をかけることを検討して、 あとで後悔しないようにしてください。

ちなみに、3ds Maxが快適に動くパソコンの推奨スペックについては、 別のページでまとめています。

興味があればそちらもあわせてご覧ください。

3ds Maxの推奨スペックはコレ!失敗しないパソコンの選び方

3ds Maxライセンス

次に「3ds Maxソフトウェア」についてです。 3ds Maxを使うにはライセンスが必要になります。

独学向けのライセンスでは、 「学生」と「学生以外」で使うソフトウェアが異なります。 また、価格も違ってきます。

まずは学生ですが、 中学、高校、大学、専門学校の学生がスキル習得の目的で 3ds Maxを使う場合は無償になります。

1年間のサブスクリプションになっていますが、 学生である期間は更新を続けて無償で使い続けることができます。

例えば、大学生であれば1年毎にサブスクを更新して、 4年間使い続けることができます。

次に「学生以外」です。 社会人、フリーター、フリーランス、第二新卒の方は スキル習得目的であれば「3ds Max Indie」 という低価格のライセンスが使えます。

3ds Max Indieは「通常版3ds Max」の機能制限版ソフトウェアです。 制限されている機能は上級者が使う機能なので、 スキル習得には支障が出ません。

また、3ds Max Indieを使うには次の3つの条件を満たしている必要があります。 これは、商用で使っているフリーランスの方向けの条件なので 独学目的ではあまり関係ありません。

  • クリエイティブ制作業務による年間収入が1500万円未満であること
  • 100,000米ドル未満のプロジェクトで使うこと
  • 1人のユーザーまたは1つの組織につき、 1つのサブスクライセンスで使うこと

3ds Max Indieについては Autodesk公式サイトがわかりやすいので そちらもあわせてご覧ください。

3ds Max Indie・Autodesk公式サイト

Photoshopライセンス

続いて、Photoshopです。 Photoshopもサブスクリプションライセンスになっています。

Photoshopは一番安いプランの「フォトプラン 20GB」がおすすめです。 ちなみに20GBとは、クラウドストレージが20GBのプランです。

おすすめの理由は、 初期投資を減らすことができるからです。

例えば、 Photoshop単体プランだとPhotoshop以外にも 他のソフトも含まれているためフォトプラン20GBの2倍以上の価格になります。

テクスチャ作りはPhotoshopのみあればいいので、 シンプルなプランを選ぶのがお得なわけです。

こういう理由で フォトプラン20GBをおすすめしています。

さて、建築パースを作るときのPhotoshopの役割ですが、 建築物の装飾につかう「テクスチャ」と呼ばれる画像ファイルを 作るために使います。

例えば、通常、建築物の壁、床、外壁、小物、外構などの3DCGの表面には 「柄」をつけていきます。 この「柄」は画像ファイルが貼り付けられています。 この柄の入った画像ファイルをテクスチャと呼びます。

このテクスチャを作るのに必要なのがPhotoshopです。

「他のペイントツールではダメ?Photoshopではないといけない?」 という疑問も浮かぶかと思いますが、 結論から言うと「他のペイントツールでも問題ありません」。

しかし、Photoshopはテクスチャ作りに便利な機能があって、 作業効率がかなり高いのです。

例えば、柄物の壁紙のパターンを作成するのに 上下左右で規則性を揃えないと、テクスチャを貼り付けた時に 不自然になってしまうことがあります。 Photoshopではこれをスタンプツールなどを使って「均す」ことができるわけです。

Photoshopでテクスチャ作りって、どんなことをするのか? については、 フリーランスの高畑真澄さんの解説動画でわかりやすく説明しています。 一度見ていただくと、Photoshopでどういうことをするのかがわかると思います。

また、 3ds Maxの建築パースを作るための入門書や YouTubeのチュートリアル動画などでも テクスチャ作成をPhotoshopでやっています。

そのため、同じソフトを使わないと自力でテクスチャを準備しないといけなくなり 独学のハードルが上がってしまうデメリットがあります。

こういうことからも Photoshopを必須のアイテムとしています。

3ds Maxの建築パース入門書

最後に3ds Maxの入門書です。

3ds Maxの入門書は、 「建築パースを作りながら学べる書籍」がおすすめです。

例えば、 じっさいに簡単な建物を作りながら 基本操作をチュートリアル形式で学べる入門書があります。

これを選ぶことで基礎知識も習得でき、 さらに建築パースを作るときの流れやノウハウも学べます。

こういう理由からも 建築パースを作りながら学べる入門書がおすすめです。

3ds Maxの入門書については べつのページでまとめています。 興味があればそちらもあわせてご覧ください。

3ds Max入門書・初心者向け!3DCG独学におすすめの本

ちなみに、3ds Maxで建築パースを作る動画を 書籍と併用させながら学習することで より効率的に学ぶことができます。

建築パース作成の動画に関しては、 Autodesk公式サイトでいくつか公開されています。 少し古いものもありますが、 基本的な流れや操作は変わらないのでとても参考になるでしょう。

やさしい3ds Max はじめての建築CG

まとめ

「3ds Maxで建築パースの独学に必要な4つのアイテム」 についてのまとめです。

3ds Maxを使った建築パースの独学には 4つのアイテムが必須。 「3ds Maxの推奨スペックを満たすパソコン」 「3ds Maxソフトウェア本体」 「Photoshop」 「建築パースを題材にした3ds Max入門書」

パソコンは、テクスチャを多く貼っても動作が遅くならずに、 レンダリングを高速にできるスペックがおすすめ。

3ds Maxソフトウェアは 3ds Max Indieが低価格でおすすめ。

Photoshopはテクスチャ作成に必要。 他のペイントツールでも作成可能だが、効率が悪く テクスチャ作りが結構難しいのPhotoshopがおすすめ。

3ds Maxの入門書は 建築パースを題材にした入門書がおすすめ。

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