ZBrush推奨スペックはコレ!失敗しないパソコン選び方

ZBrush向けパソコンの選び方

ZBrush向けパソコンの選び方

こんなことが知りたい

「ZBrushでスカルプティングするために必要なパソコンのスペックは?」

「ZBrushのパソコン選びで注意することは?」

ここでは、ZBrush向けパソコンを検討している方に向けて 「ZBrushの推奨スペック」と 「パソコン選びのポイント」 を解説しています。

ZBrushは他の3DCGソフトや イラストツールと連携することが多いソフトです。

ZBrushのパソコン選びでは、 「他のソフトとの連携」を意識するのが 失敗しないパソコン選びのポイントになります。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事

目次

ZBrushパソコンの推奨スペック

ZBrushの動作スペックは、 ZBrushの公式サイトに掲載されています。

SYSTEM REQUIREMENTS・ZBrush公式サイト

公式サイトに掲載されている推奨スペックをまとめると、 こんな感じになります。

CPU
  • Corei5
  • Corei7
  • Xeon
  • Ryzen Threadripper
メモリ
  • 8GB~16GB
数百万ポリゴンを扱う場合
ハードディスク
  • 100GB以上の空き容量
SSD推奨
グラフィックス
  • OpenGL3.3以上サポート
  • 2008年以降に発売されたグラフィックス
ペンタブレット
  • ワコム
  • ワコム互換のあるペンタブ

この推奨スペックから、 スカルプティングで重要な「CPU、グラフィックス、メモリ、ペンタブレット」をピックアップして、 今の市場に出ている具体的なパソコンスペックに言い換えると、 こんな感じのスペックがおすすめになります。

ちなみに、ZBrushはmacOSもサポートしていますが、 新しいハードウェアであるApple M1チップの対応はまだサポート外です。 (2022年5月現在)

Rosetta経由で動作はするようですが、 サポート外なので注意が必要です。

ZBrushおすすめスペック

CPU
  • Corei7
  • Xeon
  • Ryzen7
メモリ
  • 16GB
グラフィックス
  • RTX Aシリーズ
  • GeForce RTXシリーズ
  • AMD RadeonPro
いずれもGPU 4GB以上
ペンタブレット
  • ワコム

なぜこのスペックがおすすめなのか? このあと、ZBrush向けパソコン選びのポイントと共に説明していきます。

ZBrush向けのパソコンを選ぶ3つのポイント

ZBrush向けパソコンを選ぶときに注目して欲しいポイントとしては、 以下の3つがあります。

  • CPUとメモリを優先する
  • 連携するソフトを考慮する
  • ペンタブレットも検討する

この3つのポイントをしっかりと考慮することで、 「後悔しないパソコン選び」をすることができると考えています。

CPUとメモリを優先する

まず一つ目のポイントは、 「ZBrush向けパソコンはCPUとメモリを優先して選ぶ」です。

つまり、CPUはなるべくハイエンドでクロック数の高いもので、 メモリは容量が多いパソコンを選ぶのがおすすめです。

なぜか?その理由は、 「ポリゴン数の多いモデルを作るのにハイスペックなCPUと大容量メモリが有効だから」 です。

ZBrushでモデルを作ると、 きめ細かい繊細な表面になるためポリゴン数がかなり多くなる傾向にあります。

例えば、中規模なモデルでも数百万ポリゴンになります。 複雑なモデルだと数億ポリゴンになることもあります。

ZBrushでモデルを作ると、下の図のように滑らかな質感になります。 これはポリゴン数を多くすることでこのような質感を出しています。

ZBrushで作ったモデル

ちなみに一般的にゲームやVRアプリで使われるようなモデルのポリゴン数は、 2万~7万ポリゴン程度です。 ZBrushで作るモデルがどれだけ詳細なものかがわかります。

このような大きなデータをモデリングするときに依存するのが、 CPUスペックとメモリ量です。 カクカクした動きにならずにストレスなく操作するためには、 ハイスペックなCPUと容量の多いメモリが必要になるわけです。

私の3DCADサポート経験から推奨したいスペックは、 「CPUはクロック数が2GHz以上」で「メモリは16GB以上」がおすすめです。

一般的にCPUはコア数よりもクロック数が高い方が、 ソフトの操作反応もよく、ストレスを感じにくい傾向にあります。

連携するソフトを考慮する

パソコン選びのポイントの二つ目は、 「ZBrushと連携するソフトのスペックも考慮する」 です。

つまり、 「ZBrushの他に使うソフトがあれば、 その連携ソフトのスペックも同時に満たすパソコンを選ぶ必要がある」 ということです。

ZBrushは主にスカルプティングでキャラクターを作ることが得意なソフトウェアです。

そのため、 テクスチャを使った色塗りやレンダリング、 背景の作成や適用は他のソフトを使うことが多いわけです。

例えば、ZBrushで作ったモデルに色を塗っていくのにPhotoshopや Substance Painterを使うこともあります。 ZBrushで作ったモデルをMayaに取り込み、 背景アセットを追加してレンダリングすることもあります。

3ds Maxが使い慣れていれば、 「9割程度3ds MaxでモデリングしてからZBrushに持っていき、 スカルプティングをして仕上げをする」 という方も多いです。

このように、モデルを仕上げていく過程で、 いくつかのソフトを使用するので、 「連携するすべてのソフトの推奨スペックを満たしたパソコン」が必要になります。

ZBrushとよく連携するソフトウェアの推奨スペックをまとめてみましたので、 よかったらそちらも参照してください。

Mayaの推奨スペックはコレ!失敗しないパソコンの選び方

3dsMaxの推奨スペックと失敗しないパソコンの選び方

Substance 3D Painter推奨ハードウェア・Adobe公式サイト

Photoshop の必要システム構成・Adobe公式サイト

Mudbox の動作環境・Adobe公式サイト

3D-Coatシステム要件・公式サイト

After Effects の必要システム構成・Adobe公式サイト

ペンタブレットも検討する

ZBrushパソコン選びのポイントの三つ目が、 「ペンタブレットを検討する」です。

ZBrushのようなスカルプティングによるモデルづくりでは、 ペンタブレットがかなり重要なツールになってきます。

さて、ZBrushをこれから始める方にとっては、 「ペンタブレットって本当に必須なの?」と疑問に思うかもしれません。

結論から言うと 「ZBrushでスカルプティングをするならペンタブレットを使って欲しい」 です。

なぜペンタブレットが必要なのか?その理由は、 「ペンタブレットを使うことで、より直感的にモデル作りができるから」 です。

例えば、ペンタブレットは筆圧を感知することができます。 ブラシの強弱を付けやすく、より詳細にモデル作成ができるわけです。

しかし、マウス操作では筆圧はありません。 一定の強さでブラシをかけることになります。 なので、マウスだけで作るとデジタル感のあるカッチリしたモデルになりがちです。

このデジタル感を緩和するために、 ペンタブレットを使ってアナログ的な感じをモデルに追加するわけです。

こういう理由からも、 ペンタブレットの購入をおすすめしています。

ZBrushのスカルプトにおすすめのペンタブレットも紹介しています。 興味があればそちらも合わせてごらんください。

スカルプトにおすすめのペンタブレット7選

ZBrushにおすすめのパソコン

ZBrushパソコン選びの3つのポイントを踏まえて、 ZBrushの推奨スペックを満たしている おすすめのパソコンを別のページで紹介しています。

パソコンメーカー別に ローエンドからハイエンドまでのノートパソコンと デスクトップパソコンを提案しています。

ZBrush用のパソコンをお探しの方は、 そちらもあわせて参考にしていただければ嬉しいです。

厳選!おすすめ3DCGパソコン10選

まとめ

「ZBrush推奨スペックはコレ!失敗しないパソコン選び方」 についてのまとめです。

ZBrushの推奨スペックは、 パソコンスペックの他にもペンタブレットも入っている。

ZBrushのスカルプティングはハイポリゴンになる傾向にあるので、 ハイスペックなCPUと大容量メモリが有効。

ZBrushは他のソフトと連携することが多いので、 使用するソフトウェアの推奨スペックも同時に満たすように パソコンを検討する。

スカルプティングではペンタブレットが有効。 繊細で詳細な質感を出すためには、 ペンタブレットが必要になってくるため、 パソコンとの同時購入がおすすめ。

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