Maya独学に必要なものを紹介
こんなことが知りたい
「Mayaを独学するには何が必要なの?」
「どれくらいお金がかかるの?」
ここでは、Mayaを独学したい方に向けて 「Mayaの独学に必須なアイテム」と「独学にかかるおおよその費用」 について解説します。
それでは行きましょう!
目次
Mayaの独学に必要な3つのアイテム
Mayaの独学で必ず必要になるアイテムは、 この3つになります。
- Mayaの推奨動作環境を満たすパソコン
- Mayaライセンス
- Mayaの入門書
さて、さらっと3つ書きましたが、 この3つのアイテムを準備するためには、けっこうな金額がかかります。 おおよその値段はこんな感じです。
独学にかかる費用
パソコン |
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ライセンス |
(2022年11月現在の価格) |
入門書 |
|
パソコンを3~4年間くらい使えるスペックのパソコンを選んで、 ライセンスは1年間のサブスクリプションで、 入門書を1冊購入した場合・・・
合計でおおよそ54万円かかります。
ただし! 学生の場合は、Mayaのライセンス料が1年間無料なので、 「学生が独学する場合は、おおよそ26万円」になります。
Mayaの動作スペックを満たすパソコン
Mayaを動かすためのパソコンは、 かなりハイスペックなパソコンが必須になります。
特に独学をして就職を目標にしている場合は、 モデリング、アニメーション、レンダリングが一通りできるパソコンが必要です。
理由は、仕事で使うスキルを身につけるには、 それなりに規模の大きなモデルやアニメーションを作る必要があるため です。
つまり、 中規模以上の3Dモデルや、少し長めのアニメーションを作成するには、 ハイスペックなパソコンが必要になるわけですね。
具体的には、NVIDIAやAMDの専用グラフィックスがついている 25万円前後のワークステーション、ゲーミングPC、 クリエイターパソコンが必要になります。
ちなみに、Mayaの推奨スペックについては、 別のページにまとめていますので、興味のある方はそちらもあわせてごらんください。
また、パソコンを買う場所についてですが、 パソコンメーカー直販のWEBサイトがおすすめです。
理由は、Mayaに向いているワークステーション、ゲーミングPC、 クリエイターパソコンは、 家電量販店には置いていないことが多いからです。
例えば、家電量販店では基本的には家庭向けのパソコンを取り扱っています。 つまり、専用グラフィックスがついていないパソコンが多いのです。 いわゆるCPU内臓グラフィックスのパソコンです。
専用グラフィックスがついていないと、Mayaを快適に動かすことが難しいです。
そういう理由で、 パソコンメーカー直販のWEBサイトから購入することをおすすめします。
別のページで「Mayaに最適なパソコン」も紹介していますので、 興味がある方はそちらもどうぞ。
Mayaライセンス
これがないと独学が始まらない! というのが「Mayaのライセンス使用料」です。
学生は1年間無償でMayaのフルライセンスが使えますが、 それが以外の「社会人」や「学校に通っていない方」は、 ライセンス料を払う必要があります。
つまり、 「転職のためにMayaを独学しようと思っている社会人」は、 Mayaライセンス料を払う必要があるというわけです。
Mayaのライセンス料は3パターンあります。
- 1年間のサブスクリプション
- 1カ月のサブスクリプション
- 3年間のサブスクリプション
長期のライセンス料を一括で払うことで、 割引される仕組みです。 1年間ライセンスは1か月ライセンスと比較すると34%割引になります。
私のおすすめは、1年間のサブスクリプションです。
理由は、 独学で本気で勉強してもMayaを一通り習得するのに 半年~8か月くらいはかかります。
また、Mayaを一通り習得した後、 就職に向けて「自分の作品」を作って企業にPRするのが一般的ですが、 その3DCG作品の作成期間も含めると1年くらいはかかります。
そういう理由で 1年間のサブスクリプションがおすすめです。
Mayaのライセンスについては、 別のページでまとめていますので、 よかったらそちらもあわせてごらんください。
Maya・3DCGソフトのライセンス比較!おすすめはどのソフト?
Mayaの入門書籍
独学に欠かせないアイテムのひとつの最後は、 Mayaの入門書です。
Mayaはユーザーも多いため、 動画コンテンツやWEBサイトの初心者向け記事情も多くあります。 しかし、入門書は圧倒的に効率よく学習できるため 独学には欠かせないアイテムです。
例えば、モデリングでわからなかったことがあったときに 手元に参照できる書籍があるだけで、 問題解決の時間が大幅に削減できるわけです。
初心者にとって重要なことは、わからない機能をすぐに調べられることです。 WEB記事や動画からそれらを参照しようとすると、 探すことに時間がかかってしまうことがあります。 あなたも経験したことがあると思います。
効率よく独学をしたいのであれば、 やはり入門書、参考書が必須になってきます。
さて、価格について少し触れておくと、 Mayaの入門書は専門書に当たるので価格も少し高めです。
Mayaの入門書の価格はおおよそ5000円程度になります。
価格は内容によって少し差があります。 初級者から中級者を対象にした参考書では、 7000円程度の書籍もあります。
Mayaの入門書については、 別のページでまとめていますので、 よかったらそちらもあわせてごらんください。
まとめ
「Mayaの独学に必要なものはコレ!3つの必須アイテム」 についてのまとめです。
Maya独学に必要なアイテムは3つ。 「Mayaの推奨スペックを満たすパソコン」 「Mayaサブスクリプションライセンス」 「Maya入門書、参考書」
パソコン、ライセンス、書籍を合わせると、 約54万円の費用が独学でかかるお金になる。
学生はライセンスが1年間無償なので、 学生の独学はおおよそ26万円程度になる。
Maya用のパソコンは、 Mayaの機能が一通り動く ワークステーション、ゲーミングPC、クリエイターパソコンがおすすめ。
NVIDIA、AMDの専用グラフィックスがついているパソコンが必須。
Mayaライセンスは1年間サブスクリプションがおすすめ。 ある程度スキルを習得して、就職のための ポートフォリオを作成するのにおおよそ1年くらいはかかる場合が多い。
Mayaの入門書が手元にあることで、 すぐに機能を調べられて効率よく学習できる。
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