大学生に伝えたい!失敗しないAutoCADパソコンの選び方

そのパソコン本当にAutoCADに向いてる?

アカデミック

「大学生でAutoCADを使うけど、どんなスペックのパソコンを買えばいいのか?」

そんな質問をよく見かけるようになりました。 ここでは、そんな悩みを持った学生に向けて 「失敗しないAutoCADのパソコンの選び方」を解説していきたいと思います。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事

目次

AutoCADパソコンのスペックの目安

AutoCADは教育機関向けに期間限定で無償のライセンスが 使えるようになりました。

このこともあって、授業にAutoCADを取り入れる大学も増えていて、 学生が自分でAutoCAD用のパソコンを準備する必要があるわけです。

そこで疑問に思うことは 「AutoCADってどんなスペックのパソコンが必要なのか?」 についてです。

私も仕事上、AutoCADを扱う機会が多いのですが、 その経験とAutodeskの公式サイトのスペック表を踏まえると こんな感じのものが必須になります。

  • Corei5以上のCPU
  • 16GB以上のメモリ
  • 4GB以上のGPU 専用グラフィックス

CPU、メモリ、グラフィックス 「この3つのスペックを満たしていないとパソコンの動作が遅くなる」 というリスクがでてきます。

ちなみに、AutoCADの動作スペックについては Autodesk公式サイトに載っていますので、 あわせて確認してください。

AutoCAD の動作環境・Autodesk公式サイト

メモリについては、2Dの図面や簡単な3Dモデリングでは8GBあれば十分です。 しかし、授業が進むにつれて複雑な3Dモデリングの課題が出たり、 卒業の制作物を作らないといけない場面も出てきます。

そうなったときには16GB以上が必須になってきますので、 ここは予算を削らないでおいて欲しいところです。

特に重要なのは「専用グラフィックスがついているパソコンを選ぶ」 ということです。

このあと、専用グラフィックスについて説明していきます。

専用グラフィックスがついているパソコンを選ぶ!

グラフィックスが、 「インテルUHDグラフィックス」とか「インテルIris Xeグラフィックス」 となっているパソコンはおすすめしません。

いわゆる、内臓グラフィックスと呼ばれているものは、 3DCADパソコンとしてはあまりおすすめできないわけです。

必ずNVIDIAまたは、AMDの専用グラフィックスで、 4GB以上のGPUがついているグラフィックボードを選んでください。

内臓グラフィックスがついているパソコンでも、 高額なパソコンがあったりします。

価格が高いからと言って3DCADに向いているか、というと そうではないことも多いわけですね。

例えば、ビジネスでよく選ばれる薄型で省電力のパソコンは、 内臓グラフィックスですが価格が20万円程度するものもあります。

これは、薄型で省電力だから高いのであって、 3Dの表示能力や処理速度が優れているというわけではないのです。

家電量販店中ではこのタイプのパソコンが多く販売されているので、 しっかりチェックしてください。

大事なことなのでもう一度言います! 「必ずNVIDIAまたは、AMDの専用グラフィックスで、 4GB以上のGPUがついているグラフィックボードを選んでください。」

Quadroじゃなくても大丈夫?

専用グラフィックスについてですが、 ゲーム特化型のGeForceと3DCAD特化型のQuadroという種類があります。

一般的に仕事で使うAutoCAD用のパソコンとしては、 Quadroを選ぶことが多いです。

その理由は「動作保証されているため」です。

Autodeskでは「このグラフィックスであれば正常に動作しますよ」という ハードウェア保証をしているのです。

ちなみに、Autodesk公式サイトでどの種類のグラフィックスが サポートされているかを検索することができます。

認定グラフィックス ハードウェア・Autodesk公式サイト

安心を買うという意味では、 ここに載っているグラフィックスが入ったパソコンを買うことがいいでしょう。

しかし、Quadroのグラフィックスは高価です。 いっぽうでGeForceは一般消費者向けなので低価格なのです。

GeForceは認定ハードウェアではないけど、 AutoCADの動作スペックを満たしているので ほぼ問題なく動作するわけですね。

問題は、もし不具合があったときに対処が難しいことです。 GeForceは設定できる箇所が少ないので、 ソフトウェアのドライバーの更新を待つ以外方法がありません。

Quadroのグラフィックスは3Dの設定項目がいくつかあり、 試行錯誤してトラブルシュートできる可能性があるのです。 つまり、GeForceとQuadroの差は、このサポートや設定項目の差があるということです。

この保証があるかないかの差なので、 GeForceにするかQuadroにするかは予算とあなたの価値観で決めれば問題ない と感じています。

ちなみに私の職場でのパソコンは、 GeForceもQuadroも両方ありますが、 どちらもしっかり動いていますよ。

Macパソコンを買う時の注意点

AutoCADはmac OSにも対応しているので、 Macパソコンを選ぶ方も少なくないでしょう。

特に建築系の学生は、 大学推奨のパソコンがMacだったりすることもあるくらいです。

さて、Macパソコンはどれを選べばいいか?という、 私個人的には「MacBook Pro 一択」ではないかと思います。

MacBook Airは簡単な動画編集やプログラミングなんかにはいいですが、 3DCADにはおすすめできません。

MacBook Proも「M1 Proチップ」か「M1 Maxチップ」を推奨します。 ここは絶対に妥協しないでいきましょう。

具体的にどんなパソコンがおすすめ?

大学生向けに3DCAD用のおすすめのパソコンも紹介しています。 よかったらあわせて検討してみてください。

大学生におすすめ!3DCAD向けノートパソコン5選

まとめ

「大学生に伝えたい!失敗しないAutoCADパソコンの選び方」の まとめです。

AutoCADパソコンのスペックの目安は、 「Corei5以上のCPU」「16GB以上のメモリ」「4GB以上のGPU 専用グラフィックス」。

特に専用グラフィックスは重要。 内臓グラフィックスは選ばずに NVIDIAまたはAMDの4GB以上のGPUがついているグラフィックスを選ぶ。

Quadroは動作保証がついているので不具合リスクが低い。 GeForceは保証はないが、スペックを満たしていればほぼ問題なく動く。

Macパソコンを検討しているならば、 「MacBook Pro」を選ぶべし。

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