Jw_cad独学に必要なものを紹介!
こんなことが知りたい
「Jw_cadを独学するためには何が必要?」
「Jw_cad独学にはどれくらい費用がかかる?」
ここでは、これからJw_cadを独学しようとしている方に向けて 「Jw_cadの独学に必要なもの」と「Jw_cad独学にかかる費用」 について解説しています。
CAD未経験者が、 「独学を始めるにあたって、まず何からしていいかわからない…」 を解決できるような内容にしています。
私の仕事でのCADサポート経験をもとに できるだけ専門用語を使わずに説明していきたいと思います。
目次
Jw_cad独学に必要な3つのアイテム
Jw_cadの独学を始めるにあたって、 必ず使うものは、この3つのアイテムになります。
- Jw_cadが快適に動くパソコン
- Jw_cadソフトウェア
- Jw_cadの参考書
さて、まずはJw_cad独学の費用についてです。 「独学に必要な3つのものを準備するのにどれくらいお金がかかるのか?」 ですが、おおよそこんな感じです。
Jw_cad独学にかかる費用
パソコン |
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ライセンス |
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参考書 |
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上の表の価格について補足すると、 パソコンは「Jw_cadがストレスなく動くスペックのパソコン」を選んでいます。 参考書は入門書1冊あたりの価格です。
合計すると、つまり、
AutoCADの独学と比べると、 Jw_cadはソフトウェアの代金がかからないのと、 パソコンのスペックも高くないので、パソコン代も抑えられるのがメリットです。
Jw_cadが快適に動くパソコン
独学に必要なモノの一つ目は、 「Jw_cadがストレスなく快適に動作するパソコン」になります。
Jw_cadが快適に動くパソコンは、 おおよそ10万円前後のパソコンです。
さて、なぜJw_cadが快適に動くパソコンが必要なのか?というと、 その理由は「スペックが低すぎるパソコンではスキル習得に支障がでるから」です。
例えば、最近では、5万円以下のノートパソコンなどもあります。 この価格帯のパソコンではスペックが低すぎて、 Jw_cadで少し複雑な設計をすると動作が遅くなってしまう可能性があります。
具体的にいうと、 ファイルサイズが5MBを超えるような設計図を開く時に、 かなりの時間がかかってしまうことがあります。 編集をするにもメモリが不足して動作が遅くなり、作業効率が悪くなるわけです。
独学において重要な「学習する時間」が、 パソコンのスペック不足によって減ってしまうのは本末転倒です。
こういう理由から、 Jw_cadがしっかりと動作するパソコンを準備することがおすすめです。
ちなみに、「Jw_cadがストレスなく動くパソコンってどんなスペックなの?」という場合は、 別のページでまとめていますので、 興味があればそちらもあわせてごらんください。
ここでは私のCADサポート経験をもとに、 Jw_cadの推奨スペックと具体的なおすすめパソコンを紹介しています。
Jw_cadソフトウェア
Jw_cad独学で必要なモノの二つ目は、 「Jw_cadソフトウェア」です。
必ずパソコンにJw_cadをインストールして、 毎日1時間以上ソフトを触ることをおすすめします。
なぜ、Jw_cadをじっさいに触らないといけないのか? 参考書や動画コンテンツだけではだめなのか?
その理由は、Jw_cad独学でのスキル習得の近道は、 「Jw_cadを触って設計する時間を増やすこと」だからです。
例えば、本や動画でJw_cadの操作方法や設計の仕方を学習することはできます。 しかし、それは、設計できるスキルとは言えません。 じっさいに触ると「あれ?思うようにいかない…」ということも多々あります。
「ソフトウェアは習うより慣れろ」が基本です。 参考書に書いてることや動画で解説していることを じっさいにJw_cadを動かして真似することが重要です。
だから、Jw_cadをすぐにインストールして、 毎日触ることをおすすめしています。
ちなみに、Jw_cadはフリーソフトなので、 誰もが無償で使用できるCADソフトウェアです。
CADで有名なAutoCAD、Fusion360、Vectorworksのように、 年間で数万~数十万円払う必要はありません。
また、アカウントの登録などの必要もなく、 Jw_cad公式サイトからクリック一つでダウンロードすることができます。
公式サイトの「ダウンロード」のページから 最新のJw_cadのインストーラーをダウンロードすることができます。
Jw_cadの参考書
Jw_cad独学で必要なモノの三つ目は、 「参考書や入門書などの書籍」です。
デジタルの世の中なのに書籍?と思うかもしれませんが、 まだまだ参考書は重要なアイテムです。
なぜ参考書が独学に必須アイテムなのか? その理由は「書籍は手軽にどこでもスキマ時間に学習できるため」です。
例えば、電車やバスなどの移動中でも学習できますし、 寝る前にベッドの中で簡単に復習することもできます。 パソコンが開けない時でも学習ができるのがメリットになります。
ちなみに「参考書と動画コンテンツの両方を使った学習」もおすすめです。
Jw_cadの画面操作の説明は、 動画コンテンツの方が圧倒的にわかりやすく頭に入りやすいです。 「手軽に見返せる参考書」と「じっさいの画面操作がわかりやすい動画コンテンツ」をあわせることで、 独学の効率を上げることができます。
もちろん、書籍や動画コンテンツで知識をインプットしたあとは、 Jw_cadを起動してじっさいに操作を真似してアウトプットしてください。
図面出力するプリンターは必要?
CADのスキルで「図面をプリントアウトすること」も重要なことです。 出来上がった設計図は、プリントアウトしてチェックをするのが基本です。
しかし、独学でプリントアウトして確認することが必要か?と言われると、 私個人的には「必要ない」と感じています。
理由は「図面出力するプリンターが高いから」です。
CADで出力する紙の大きさは、一般的にA3以上になることが多いです。 このA3以上出力できるプリンターは、おおよそ4万円以上します。
普段、私たちがよく使うA4サイズに出力するプリンターは 1万円以下で買うことができます。 しかし、A3より大きなサイズを出力できるプリンターは高額なのです。
コスト面を考えると、「独学では必須ではない」と思っています。
CADの仕事に就いて、 じっさいの業務の中で印刷のやり方を学べば十分だと思っています。
図面出力の操作は難しくありませんので、 すぐに習得できます。
まとめ
「初心者向け!Jw_cadの独学に必要な3つの必須アイテム」についてのまとめです。
Jw_cadの独学で必要なものは 「Jw_cadが快適に動くパソコン」 「Jw_cadソフトウェア」 「Jw_cadの参考書籍」の3つ。
この3つを準備するのに、 おおよそ12万円弱の費用がかかる。
Jw_cadのパソコンは おおよそ10万円前後くらいで購入できるパソコンが必須。 5万円以下の低価格のスペックが低すぎるパソコンは、 動作が遅くなるリスクが高いのでおすすめできない。
Jw_cadソフトウェアは必ずインストールして、 じっさいに触って操作方法を覚える。 CADは習うより慣れろ、が鉄則。
参考書籍は手軽に学習ができるので、 学習効率を上げることができる。
YouTubeなどに上がっている動画コンテンツと組み合わせることで、 より知識が深まる。
独学ではプリンターは必須ではない。 図面のプリントアウトはCADで重要だが、 CADで使うA3以上を出力できるプリンターが高額なので必須アイテムではない。
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