Civilの推奨スペックは?失敗しないパソコンの選び方

失敗しない!Civil用パソコンの選び方

Civil用パソコンの選び方

「Civil用のパソコンはどんなスペックのパソコンが必要なのか?」

ここでは、Civil用にパソコンを検討している方に向けて Civilが快適に動く「パソコンのスペックの目安」と 「パソコンを選ぶときのポイント」を解説しています。

パソコン選びのポイントについては、 「パソコン選びで失敗しないための3つのポイント」を取上げています。

会社でCivilを使っていて、パソコンを買い替えようと考えている方には ぜひ見ていただきたい内容になっています。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事

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目次

Civilを使うパソコンの推奨スペック

Civil用のパソコンを選ぶには、 まずCivil開発元のAutodesk公式サイトに載っている推奨スペックを確認しておきます。

Autodesk Civil 3D の動作環境・Autodesk公式サイト

公式サイトには最小構成から載っていますが、 私の経験をもとにして、Civilの機能を考慮しながら 「おすすめのスペック」を提案するとこんな感じになります。

CPU Corei7、Xeon、Ryzen7 3GHz以上
メモリ 16GB
グラフィックス NVIDIA Quadro、Tシリーズ、AMD RadeonPro(4GB GPU)
ディスク SSD 512GB

Civilは高性能なCPUを必要とする3DCADソフトです。 おすすめは「できるだけ速いクロック数のCPUを選ぶこと」です。

地図や地形などの細かい部分を表示するのに CPUパワーが必要なのです。

また、メモリも16GBが推奨されています。 地図データや地形データはデータ容量が大きくなりがちなので、 それを読み込むのに多くのメモリが必要なのです。

グラフィックスも中程度の性能を持った、 専用グラフィックスがおすすめです。

地形、地図の他にも道路や橋などの大規模な建造物を 3Dモデリングすることが多いので、 表示速度が速い専用グラフィックスが有効なのです。

Civil向けのパソコンを選ぶ3つのポイント

Civil用のパソコンを選ぶポイントとして、 この3つがあります。

  • CPUは絶対に妥協しない
  • 解像度の高いモニターを選ぶ
  • グラフィックスは中程度の性能を選ぶ

パソコン選びで失敗しないための重要なポイントが この3つになります。

CPUは絶対に妥協しない

Civil用のパソコンを選ぶうえで 最も重要視して欲しいスペックがCPUになります。

CPUの性能が低いとCivilが快適に動作しないリスクがあるので、 性能の高いCorei7以上のCPUをおすすめします。

CPUのスペックを選ぶうえで「コア数」と「クロック数」の項目がありますが、 CivilではCPUのクロック数を優先してください。

WEB経由でパソコンを購入するときは、クロック数を選ぶことができます。

例えば、「Corei7の2.4GHz」「Corei7の3.0GHz」であったり、 「Xeonの3.0GHz」といった感じです。

この時に「できるだけ速いクロック数を選ぶ」ことがポイント になります。

3GHz以上のクロック数は価格が高いので躊躇してしまいがちですが、 Civilを快適に使うためには必要ですので、 絶対に妥協しないでもらいたいです。

解像度の高いモニターを選ぶ

2つ目のポイントとしては、 高解像度のモニターを選ぶことです。

高解像度のモニターを選ぶことで、 作業効率が格段にあがるわけですね。

なぜかというと、 高解像度だと設計をする時に見える範囲が広くなり、 全体を見渡しながら作業できるためです。

例えば、地図や地形データを使う場合は かなり広い範囲を把握しながら道路や橋などを配置することがあります。

そのときに見える範囲が狭いと、マウスでドラッグしながら設計します。。 解像度が高くて見える範囲が広いと、このマウス操作がなくなるので 単純に操作の手数が減るのです。

だから、ぜひとも大きくて高解像度のモニターをおすすめします。

3DCAD用のモニターについては、 別のページでまとめていますので よかったらそちらもあわせてどうぞ。

おすすめ3DCAD用モニター4選!仕事で使うモニター選び方

グラフィックスは中程度の性能を選ぶ

最後のポイントは、中程度の性能のグラフィックスを選ぶことです。

CivilはGPUをバリバリ使うような3DCADソフトではないので、 中程度の性能のグラフィックスがあれば快適に動きます。

具体的にいうと「NVIDIAのTシリーズ」や「AMDのRadeonProシリーズ」で 「4GBのGPU」があれば十分でしょう。

最新のNVIDIAのグラフィックスがあれば越したことはないですが、 その予算があれば、CPUの性能をあげることの方が優先度は高くなります。

GeForceやRadeonでも十分にストレスなく動きますが、 私の個人的なおすすめは3D設定が細かくできるQuadro系のTシリーズや RadeonProを推奨します。

Civilおすすめのパソコンは?

失敗しないための3つのポイントを踏まえて、 Civilの推奨スペックを満たしている おすすめのパソコンを別のページで紹介しています。

パソコンメーカー別に ローエンドからハイエンドまでのノートパソコンと デスクトップパソコンを提案しています。

Civil用のパソコンをお探しの方は、 そちらもあわせて参考にしていただければ嬉しいです。

厳選!おすすめ3DCADパソコン12選

まとめ

「Civilの推奨スペックは?失敗しないパソコンの選び方」 についてのまとめです。

Civilの推奨スペックは、 ワークステーションで採用されるようなスペックである。

Civil用のパソコンを選ぶポイントは 「CPUは絶対に妥協しない」「解像度の高いモニターを選ぶ」 「グラフィックスは中程度の性能を選ぶ」の3つ。

CPUは最も重要。 CPUはコア数よりもクロック数を優先して選ぶ。

地図や地形データは幅広い詳細表示が求められるので、 解像度が高いモニターが作業効率をアップされる。

グラフィックスは中程度のNVIDIA、AMDで快適に動作する。

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