処理速度が一気にあがる!おすすめワークステーション

失敗しないワークステーションの選び方とおすすめ商品を紹介

処理速度が一気にあがる、おすすめワークステーション

こんなことが知りたい

おすすめのワークステーションが知りたい!

失敗しないワークステーションの選び方とは?

メーカーはどこを選ぶのがいい?

更新日:

ここでは、 ワークステーションと、ノート型のモバイルワークステーションを 検討している方に向けて 「ワークステーションを選ぶポイント」と 「おすすめのワークステーション」 を解説しています。

「スペックの選び方は?」 「失敗しないためにはどのようなことに気を付ける?」 「おすすめメーカーはどこ?」 と、ワークステーション選びのときに気になる悩みをピックアップして それぞれ丁寧に説明していきます。

あなたのワークステーション選びの参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事
  • 2022年からVR部署の管理職
  • 法人向けVRを扱う
  • 3Dのスペシャリスト
  • 会社でウェビナー配信もしている

詳しい紹介はこちら 「自己紹介」

目次

ワークステーションを選ぶポイント

ワークステーションは パーツやサービスの選択の幅が広いことから どのように構成を決めればいいのか悩みがちです。

普通のパソコンとの違い が大きく どこが重要なのかが見えづらい部分も多いです。

しかし、 つぎの3つのポイントをおさえてから選ぶことで 満足できるワークステーションを手に入れることができます。

  • 使用するソフトの特性を考慮する
  • 価格とサポートどちらを重視するか決める
  • 欲しいスペックがあるか確認する

まずは、 あなたが使用するソフトで推奨されているスペックを 十分に考慮して構成を組み立てる必要があります。

続いて、 ワークステーションを選ぶ前に 価格重視かサポート重視かを決めておく必要があります。

最後に、 あなたが要求しているパーツのスペックがあり、 妥協せずに、構成を組めるかどうかを確認する必要があります。

これら3つのポイントについて、 もう少し詳しく説明していきます。

使用するソフトの特性を考慮する

使用するソフトの特性を考慮する

まず、ワークステーション選びのポイントの1つ目は 「あなたが使用するソフトの特性を確認し、それを考慮すること」 です。

具体的には、 使用するソフトの推奨動作環境を確認して、 そのスペックを満たすワークステーションを選ぶ必要があります。

また、どのパーツが快適性を高めるのに効果があるかを しっかりと把握することが重要です。

なぜソフトの特性を考慮するのか? その理由は、 ソフトの特性を考慮しないと 価格の割には快適性が上がらないリスクがあるためです。

例えば、 構造解析といったCAE向けのパソコンには、 高価なグラフィックスよりも クロック数が高いハイエンドのCPUを選ぶほうが処理速度が格段に速くなります。

逆に3DCGで超高精細の映像を出力するときには、 ハイエンドCPUよりも高性能なグラフィックスを使うほうが 短時間で処理が終わります。

AIプログラミングでは、 コア数の多いCPUとグラフィックスにより並列計算ができ、 学習処理が格段に速くなります。

また、3DCADでは、 パソコンメーカーと3DCAD開発元の会社が協業して、 特定の機種で動作確認をしていることが多いです。 例えば、ハイエンド3DCADのiCADでは、 富士通と連携をして富士通のワークステーションで 高い安定性を実現しています。 AutoCADやFusion360、SolidWorksは、 HP、DELL、Lenovoと協業して、信頼性と安定性を高めています。

このように ソフトによって重要なスペックが異なるため、 しっかりと把握する必要があるのです。

この特性は、 たいていの場合ソフトメーカー公式サイトの推奨動作環境に記載されています。 そのため、しっかりと推奨動作環境を確認することをおすすめしています。

このような理由で 使用するソフトの特性をしっかり認識しておくことをおすすめしています。

価格とサポートどちらを重視するか決める

価格とサポートどちらを重視するか決める

ワークステーション選びのポイントの2つ目は 「価格重視なのか、サポート重視なのか、を決めておくこと」 です。

まず、ワークステーションを選ぶ前に、 あなた自身が、 価格重視か、サポート重視か、を決めておくことをおすすめします。

なぜ決めておく必要があるのか? その理由は、 価格が安いと、 どうしても価格メインで選びがちで、 保証やサポートのサービスを妥協することが多いためです。

例えば、 いくつかのメーカーを見たときに、 スペックが同程度のワークステーションがあったとします。 このとき、価格に差があることが多いですが、 これは、保証内容、サポート内容が異なるためです。

修理対応は3年間保証だけど、修理保証パーツ代は支払う場合もあれば、 3年間無償保証で故障時にはパーツ代も無償交換してくれる場合もあります。 また、1年修理保証しかないワークステーションもあります。

一般的に、保証内容やサポート内容が手厚くなると 数パーセント程度価格に反映されることが多いです。

多くの人は商品比較をするとき、 スペックと価格だけを見てしまい、 「初期投資の安さ」で購入を決定してしまいがちです。

しかし、 ワークステーションは各パーツの価格が高いため、 修理のときに大きな金額が出てしまうことも少なくありません。 サポートが必要になった時に「保証、サポートの重要性」に気づくわけです。 価格重視であれば割り切れますが、 サポートも重要だと考えていた場合は、後悔してしまうこともあります。

購入前に、あなた自身が 価格重視なのか、サポートや保証も重視するのかを決めておけば、 もう少しいい選択ができたはずなのです。

このような理由から ワークステーションを選ぶ前に あなた自身が価格重視なのか、サポート重視なのかを 考えておくことをおすすめしています。

欲しいスペックがあるか確認する

ワークステーション選びのポイントの3つ目は 「あなたが欲しいと思っているスペックのワークステーションがあるか」 です。

当たり前のように思えますが、 じつは、ワークステーションで使われているパーツは高額のため、 欲しいと思っているスペックのパーツがないこともあります。 特に、ノート型のモバイルワークステーションに多いです。

例えば、 NVIDIA RTXシリーズでGPUメモリが8GB以上のものが欲しかったが、 4GBメモリまでのワークステーションしか選べない場合があります。 また、CPUは最新世代のスペックが欲しかったが、 ひと世代前のものしか選べない場合もあります。

このときに、 妥協して選んでしまうとあとで後悔してしまうこともあるでしょう。

このようなときは、 いくつかのメーカーを見て回ると解決することも多々あります。 メーカーによって得意なパーツの組み合わせがあるためです。

また、どうしてもない場合は、購入時期をずらすという選択もありです。 パーツの移行時期やパソコンリニューアル時期の場合もあるため、 1カ月程度様子をみることがおすすめです。

このように あとで後悔しないためにも 欲しいと思っているスペックのワークステーションがあるかを見て回り、 納得したうえで購入することが、満足いくワークステーション選びのポイントです。

おすすめメーカー

ワークステーションが得意なパソコンメーカーを 5つピックアップしました。

主に、 「実績」「サポート」「カスタイマイズ性」 「価格」で特長のあるメーカーです。

  • HP
  • DELL
  • mouse
  • Lenovo
  • 富士通

まずはHPです。 外資系ですが、日本でワークステーション販売実績が 常にトップの老舗メーカーです。

続いてDELLです。 こちらも外資系です。 日経のユーザーアンケートでサポートがトップになっている老舗メーカーです。 また、カスタイマイズ性の高さでも有名なメーカーです。

つぎにmouseです。 mosueは国産メーカーで完全受注生産のBTOを得意とするメーカーです。 価格が安くコスパが高いことが特長です。

続いて、Lenovoです。 中国のメーカーで、 IBMから引き継いだThinkPad、ThinkStationシリーズで有名なメーカーです。 低価格であることも大きな特長です。

最後に、富士通です。 個人向けパソコンのイメージが強い富士通ですが、 法人向けにワークステーションを展開しています。 外資メーカーと比べて種類は少ないですが、 カスタマイズ性が高く、主要な3DCADメーカーと連携しているのが特長です。

各メーカーについて、 もう少し詳しく説明していきます。

HP

HPは、 日本でワークステーション販売実績が常にトップクラスの パソコンメーカーです。

ワークステーションのブランド名には、 デスクトップ型は「Zシリーズ」、 ノート型モバイルワークステーションは「ZBookシリーズ」があります。

商品数が多いのも特長で、 ローエンドからハイエンドまで幅広い層に対応できるワークステーションがあります。 さらにカスタマイズ性も高いため、CPU、メモリ、グラフィックス、SSD、電源、OSといった さまざまなパーツを自分で選べるのが販売実績トップの理由でしょう。

また、Linux向けにOSなしも選べる機種があるのも 玄人ユーザーに人気です。

保証、サポートも手厚く、 標準で3年無償保証がついています。 パーツが壊れたとしても、無償で修理、交換できるのは HPならではのサービスです。

CAD、3DCG、画像処理ソフトメーカーとの連携もよく、 多くのワークステーションが動作確認済み認定ハードウェアとなっています。

デメリットは、 価格はサポートが手厚い分、低価格が得意なメーカーと比べると若干、高めです。 納期も在庫がなければ数週間かかることもあります。

ただ、ほぼ毎月セールを行っていて、 モバイルワークステーションは特にセール対象になりやすいので、 イチオシのメーカーです。

DELL

DELLは、日本でのサポート満足度がトップクラスのパソコンメーカーです。 日経のPC顧客満足度調査で常に上位にいます。

ワークステーションのブランド名には、 「Precisionシリーズ」があります。 ノート型のモバイルワークステーションも、 デスクトップのワークステーションもPrecisionで統一されています。

商品数が多く、短いサイクルで新しい商品が出てきます。 カスタマイズ性もかなり高く、 CPU、メモリ、グラフィックス、SSD、電源、OSと 幅広い選択肢で構成を組むことができるのが特長です。

サポートが手厚く、標準で3年サポートがついています。 故障時には翌営業日に訪問対応があります。 また、24時間365日電話やメール、チャットで対応してくれるので 業務の遅延リスクを最小限にできるのもうれしいところです。

また、CAD、3DCG、画像処理ソフトメーカーとの連携もよく、 多くのワークステーションが動作確認済み認定ハードウェアとなっています。

デメリットは、 価格はサポートが手厚い分、低価格が得意なメーカーと比べると若干、高めです。 納期も在庫がなければ数週間かかることもあります。

ただ、DELLも高頻度でセールを行っているので 安く購入できるチャンスが多いです。 サポート、製品の選びやすさ、価格と総合的に見ても イチオシのメーカーです。

DELLとHPを比較したページもありますので、 興味があれば、こちらも合わせて参照ください。

ワークステーション比較!DELLとHPの違いはコレ

mouse

mouseは、 受注生産を得意とする国内のパソコンメーカーです。

ワークステーション専用のブランド名はなく、 クリエイターパソコンの「DAIV」と ビジネス向けパソコンの「MousePro」の一部製品を ワークステーション化しています。

mouseはスペックの高いパソコンを低価格で提供するのが得意なメーカーです。 国内での完全受注生産の仕組みを取っていて、 無駄を省き、価格に反映させています。

サポートに関しては、標準で3年保証が付いています。 2023年より3年間の標準無償保証になり、 価格だけではなくサポートもかなり手厚くなりました。

また、納期も早いです。 受注生産の仕組みが取られているため3営業日から4営業日で納品されます。

デメリットは、 ノート型モバイルワークステーションがないことです。 NVIDIA RTXシリーズやNVIDIA Tシリーズの入ったノート型モバイルワークステーション を選びたいときは、他のメーカーにする以外ありません。

ただ、種類は少ないものの デスクトップにおいては CPU、メモリ、SSD、グラフィックスと主要なパーツは カスタマイズ可能で選択肢も多いので、 初心者から玄人までおすすめのメーカーです。

Lenovo

Lenovoは「ThinkPad」のブランド名が有名な 中国のパソコンメーカーです。

ワークステーションのブランド名には、 デスクトップ型に「ThinkStation Pシリーズ」、 ノート型モバイルワークステーションに「ThinkPad Pシリーズ」があります。

商品数が多く、ロングセラー商品を中心に低価格が得意です。 カスタマイズ性については、ThinkStationはかなり高いですが、 ノート型モバイルワークステーションのThinkPadは、 そこまで選択肢が多くありません。 ただ、商品数の多さでカバーしています。

サポート、保証に関しては、製品によって保証の年数が違います。 ローエンドからミドルエンドの一部ワークステーションでは、 標準で1年保証になっていることが多いです。 それ以上は、3年保証の製品が多くなります。

また、CAD、3DCGメーカーとの連携がよく、 多くのワークステーションが動作確認済み認定ハードウェアとして 承認されています。

デメリットは、 価格が安い分、サポートや保証が1年のワークステーションが目立ちます。 特にThinkPad Pシリーズの多くが1年保証になっています。

ただ、 追加料金を払うことで保証延長ができるので ワークステーション選びで「サポート」に重点を置いている方でも 十分対応できます。

富士通

富士通のワークステーションは、主に法人を対象にしています。

ワークステーションのブランド名は 「CELSIUS」でデスクトップとノート型のモバイルワークステーションがあります。 デスクトップはコンパクト型とミニタワー型、タワー型があります。

CPU、メモリ、グラフィックボード、グラフィックス、ストレージと、 主要パーツはすべてカスタイマイズ可能なのが特長です。

サポートと保証は、 標準で1年のパーツ保証と訪問修理が付いています。 もちろん、オプションで延長も可能です。

富士通が手掛けている3DCADの「iCAD」の推奨パソコンであり、 ほぼすべての機種で動作確認をしています。 iCADを使う場合は、富士通のワークステーションが 不具合リスクをかなり減らすことができます。

おすすめワークステーション

おすすめのメーカーより厳選した デスクトップ型のワークステーションを紹介します。

CPUが「Xeon」のワークステーションと、 「CoreiまたはRyzen」のワークステーションにわけて 紹介していきます。

CoreiまたはRyzenのワークステーション

【Dell】Precision 3460 スモール フォーム ファクター ワークステーション cupt1003460n32bn2ojp_vp

No.1

CPU
  • Corei9
メモリ
  • 32GB
  • 64GB
選択可
グラフィックス
  • NVIDIA RTX 4000Ada
  • NVIDIA RTX A2000
  • NVIDIA T1000
  • NVIDIA T400
SSD
  • 1TB
  • 2TB
  • 4TB
選択可
価格

33万円弱~

DELLのPrecisionシリーズの スリム型ワークステーションです。

CPUはCorei9のみ選択可能ですが、 メモリ、グラフィックボード、SSDの選択肢も多めで、 予算に合わせやすい仕様になっています。

そしてなによりも、価格が安いのが特長です。 選択肢の幅が絞られた分、 低価格を実現しています。

NVIDIA RTX Adaを選択しても50万円強なのは、 コスパ最強のワークステーションと言えます。

サポートも標準3年サポートなので コスパを求めたい人にはイチオシのワークステーションです。

HP Z2 SFF G9 Workstation Intel Core i5-13500/16GBメモリ/NVIDIA T400 4GB/512GB SSD搭載 キャンペーンモデル

No.2

CPU
  • Corei5
  • Corei7
  • Corei9
選択可
メモリ
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
  • 128GB
選択可
グラフィックス
  • NVIDIA RTX A2000
  • NVIDIA T1000
  • NVIDIA T400
SSD
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
選択可
価格

34万円弱~

HPの人気ワークステーションZ2です。

フルカスタマイズモデルを選ぶと、 CPU、メモリ、グラフィックボードが選択できるようになります。

そして、価格にコミットしているのは、キャンペーンモデルです。 CPUをCorei5のキャンペーンモデルを選ぶと、 約30%以上の割引が適用されます。 CPUはCorei5、グラフィックボードはNVIDIA T400が固定ですが、 メモリ、SSDはいくつか選択可能です。

フルカスタマイズモデルも キャンペーンモデルも標準で3年無償保証が付いているのは HPの最大のメリットです。

DAIV FX-I5N10

No.3

CPU
  • Corei5
  • Corei7
  • Corei9
選択可
メモリ
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
  • 128GB
選択可
グラフィックス
  • NVIDIA RTX A1000
SSD
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
  • 4TB
選択可
価格

30万円弱~

mosueのクリエイターパソコン「DAIV」です。 NVIDIA Tシリーズを搭載して、 CPU、メモリ、SSDの選択肢を増やすことで ワークステーション化しています。

グラフィックボードはNVIDIA RTX A1000で、 CPU、メモリ、SSDは選択肢が多いのが特長です。 特にCAE、CAD、動画編集が得意な構成になっています。

また、価格の安さが目を引きます。 最新の14世代CPUとNVIDIA RTXシリーズが搭載されて この価格はmouseならではです。

CELSIUS J5012/W icon

icon icon

CPU
  • Corei5
  • Corei7
選択可
メモリ
  • 8GB
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
選択可
グラフィックス
  • NVIDIA T400
  • NVIDIA T600
SSD
  • 256GB
  • 512GB
選択可
価格

26万円強~

富士通のワークステーション「CELSIUS」です。 NVIDIA Tシリーズ搭載の ローエンドからミドルエンドのスペックになっています。

グラフィックボードはT400、T600が選べます。 CPU、メモリの選択肢が多いのも特長です。 3DCADでiCADを使っている場合は、 推奨パソコンに選ばれています。

Xeonのワークステーション

HP Z4 G5 icon

No.1

icon icon

CPU
  • Xeon
メモリ
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
選択可
GPU
  • NVIDIA RTX 4000 Ada
  • NVIDIA RTX 5000 Ada
  • NVIDIA RTX A400
選択可
SSD
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
選択可
価格

63万円弱~

HPの人気ワークステーション、Z4です。 CPUはXeon6コアで、 クロック数は2.1GHz、3.0GHz、3.1GHzが選択可能です。

NVIDIA RTX 4000Adaを搭載しているので、 GPUによる並列演算に対応したソフトにも有効です。 3DCG、3DCAD、3D画像処理ソフトのユーザーによく選ばれる エンジニアやクリエイター向けのワークステーションです。

また、OSなしモデルも選べるため、 Linuxを検討している方にもおすすめです。 Pythonによるディープラーニング、機械学習でも使えます。

スペックと価格のバランスが取れたワークステーションで、 「Xeonを搭載したワークステーションで迷ったらコレ!」 のイチオシです。

【Dell】Precision 5860 タワー ワークステーション awf5860t_vp

No.2

CPU
  • Xeon
メモリ
  • 8GB
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
  • 128GB
  • 256GB
  • 512GB
選択可
グラフィックス
  • NVIDIA RTX 6000Ada
  • NVIDIA RTX A4500
  • NVIDIA RTX A2000
  • NVIDIA T1000
  • NVIDIA T400
  • AMD RadeonPro W6800
  • AMD RadeonPro W7500
  • AMD RadeonPro W7600
選択可
SSD
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
  • 4TB
  • 8TB
選択可
価格

60万円強~

DELLのPrecisionシリーズの タワー型ワークステーションです。

とにかく色々とカスタマイズができるワークステーションで、 CPUのクロック数、メモリ、グラフィックボード、 SSDの選択肢の多さが目立ちます。 そのため、予算に合わせた構成を組みやすいのが特長です。

また、スペックの割に価格も手ごろになっているため 価格重視の方にも選ばれるワークステーションです。 グラフィックスをT400にすると、60万円台になります。

手頃な価格ですが、 標準で3年サポートが付いているので 価格もサポートも満足できるワークステーションです。

DAIV FW-X3N40

No.3

CPU
  • Xeon
メモリ
  • 64GB
  • 128GB
  • 256GB
  • 512GB
選択可
グラフィックス
  • NVIDIA RTX 4000Ada
SSD
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
選択可
価格

84万円弱~

mouseのクリエイターパソコン「DAIV」ですが、 ハイエンド仕様にしてワークステーション化しています。

CPUにXeon w3-2434[6コア]、w5-2445[10コア]、w7-2495[20コア]が選べる カスタマイズ性が高い仕様になっています。

グラフィックボードには 最新のRTX 4000Adaを採用しているので、 GPU対応しているソフトにはかなり有効です。

おすすめノート型モバイルワークステーション

おすすめのメーカーより厳選した ノート型のモバイルワークステーションを紹介します。

【Dell】Precision 5690 ワークステーション awm5690

No.1

CPU
  • Core Ultra 5
  • Core Ultra 7
  • Core Ultra 9
選択可
メモリ
  • 8GB
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
選択可
GPU
  • インテル Arc Pro
  • NVIDIA RTX 1000 Ada
  • NVIDIA RTX 2000 Ada
  • NVIDIA RTX 3500 Ada
  • NVIDIA RTX 4000 Ada
  • NVIDIA RTX 5000 Ada
選択可
SSD
  • 256GB
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
  • 4TB
選択可
価格

44万円強~

DELLのCore Ultra搭載人気ワークステーション「Precision5690」です。

CPU、メモリ、SSDの選択肢が多いのもDELLのメリットで、 最新のCore UltraシリーズもUltra 5、7、9とすべて選択可能です。

グラフィックスも安価ですが、 多くの3DCADで認定ハードウェアに指定されているインテルArcProが選べます。 他にもNVIDIA RTX Adaシリーズも選べます。

画面解像度も1920x1200と作業効率が上がるスペックなのも特長です。 保守サービスも3年付いてきます。製品保証は1年です。

スペック、価格、保守サービスとコストパフォーマンスに優れた 多機能ワークステーションで、 「3DCAD、CAE、3DCG、機械学習では、これを選んでおけば間違いない」の商品です。

また、DELLは購入するとDell Rewardsというポイントがあり、 購入金額の3%がポイントとして返ってきます。

HP ZBook Firefly 14 G11

No.2

icon icon

CPU
  • Core Ultra5
  • Core Ultra7
メモリ
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
選択可
GPU
  • NVIDIA A500
SSD
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
選択可
価格

27万円強~

認定ハードウェア

  • AutoCAD
  • Fusion360
  • SolidWorks
  • CATIA 3Dエクスペリエンス

HPの人気モバイルワークステーションZBook Fireflyです。 最新のCore Ultraシリーズを搭載しています。

低価格が特長のモバイルワークステーションですが、 パーツ選択の幅も広く さらに3年無償保証が付いている優れモノです。

NVIDIA Aシリーズが付いているモデルは、 3DCG、3DCAD、3D画像処理といった3D系に向いているスペックなので、 エンジニアとクリエイターに人気です。

20万円を切るキャンペーン商品もありますが、 そちらはCPU内蔵のArcグラフィックスなので、 3DCADや3DCGにはあまりおすすめできませんが、 動画編集や画像処理ソフトには十分なスペックです。

また、 「【期間限定】象徴的な赤、歴史的な青。キャンペーンモデル」 の商品は、 2024年10月31日までセール中です。 以下のリンクから上記商品を選ぶことで「8%の割引」 が適用されます。

HP ZBook Firefly 14 G11

【広告】【提供:株式会社日本HP】

ただ、製品の在庫状況により、 予告なくクーポンが終了する可能性もあるので注意してください。

【Dell】Precision 3581 ワークステーション cupa1003581s32bn2ojp_vp

No.3

CPU
  • Corei7
メモリ
  • 32GB
  • 64GB
選択可
グラフィックス
  • NVIDIA RTX A1000
SSD
  • 1TB
  • 2TB
選択可
価格

30万円強~

DELLのPrecisionシリーズ ノート型モバイルワークステーションです。 NVIDIA RTXシリーズを搭載した人気のPrecision3000シリーズです。

多くのCAD、CAE、3DCG、3D画像処理系ソフトで認定ハードウェアとして承認されている ノート型モバイルワークステーションで、 エンジニア、クリエイターに特に人気です。

カスタマイズの選択肢は多くありませんが、 すべて平均以上のスペックになっているため、 どのようなソフトでも快適に使えるような仕様になっています。

モバイルワークステーション選びで 「迷ったらコレ!」としておすすめできる イチオシ商品です。

ThinkPad P14s Gen 4 AMD

No.3

CPU
  • Ryzen5
  • Ryzen7
選択可
メモリ
  • 16GB
  • 32GB
選択可
グラフィックス
  • AMD Radeon(APU内蔵)
SSD
  • 256GB
  • 512GB
  • 1TB
  • 2TB
選択可
価格

16万円弱~

Lenovoのノート型モバイルワークステーションThinkPad P14sシリーズです。

トコトン価格にこだわっているモバイルワークステーションで、 CPUにAMD RyzenとグラフィックスにAPU内蔵のRadeonを採用することで 低価格化をはかっています。

さらに毎月キャンペーンをしているので、 10%以上割引になっていることも多いです。

標準保証は1年間のみです。 価格に重点を置いている方にはもってこいの商品です。 ちなみに、 追加料金を払うことで保証を2年、3年、最長5年まで延長することができます。

【Dell】Precision 5480 ワークステーション cupa1005480s32bn2ojp_vp

CPU
  • Corei7
メモリ
  • 32GB
グラフィックス
  • NVIDIA RTX Ada2000
SSD
  • 1TB
  • 2TB
  • 4TB
選択可
価格

50万円強~

DELLのPrecisionシリーズ ノート型モバイルワークステーションです。 NVIDIA RTX Adaシリーズを搭載したハイエンドのPrecision5000シリーズです。

カスタマイズの選択肢は多くありませんが、 CAD、CAE、AIプログラミングと 何にでも使える万能モバイルワークステーションです。

最新のグラフィックスが付いているモバイルワークステーションを 探しているならば 「イチオシ」の商品です。

私が使っているワークステーション

私が使っているワークステーションは、 HPのZBookシリーズを使っています。 仕事で昔からHPを使っていたので、 キーボード配列にも慣れているのもありZBookを選び続けています。

あと、なにより気に入っているのは、 HPの3年パーツ保証です。 ちなみに、 いままでで一度だけディスプレイ故障で保証を受けたことがあります。 無償交換だったので修理費7万円がなくなった経験が忘れられません。

ZBook15vG5

使っている機種は少し古いですが、 ZBook 15V G5というモデルです。 第9世代のCorei7、メモリは32GB、グラフィックスがNVIDIA Quadro P600です。 GPUメモリは4GBです。

2019年のモデルですが、 いまでも現役で使えるくらい速く、 3DCADのFusion360を動かしても快適に使えています。

デメリットはやはり、重量があります。 2.5kg弱あるので持ち歩きには不向きです。 ただ、4K解像度で表示できるので3DCADや3DCGではかなり重宝します。

サポート・保証の重要性

ワークステーションを購入するうえで 気にしてもらいたいことに「サポートや保証の重要性」があります。

私自身、 3DCADのサポートやVR機器のサポートをしていましたが、 システムの一部であるワークステーションには、 手厚い保証とサポートを提案していました。

そのため、 私としては「サポートの手厚いワークステーション」 をおすすめしています。

なぜサポート、保証が重要なのか? その理由は、 「迅速なサポートや手厚い保証で、 トラブル時の業務遅延を最小限に抑えられるため」 です。

例えば、 私が経験したものだと、展示会でのリスクを最小限にできたことがあります。 展示会でVR機器を準備していたときに、 急にグラフィックボードが故障してしまったことがありました。

そのときに、365日対応のサポートに入っていたため、 翌日の午前中にはオンサイトで修理をしていただき、 展示会での損失を午前中の2時間だけにとどめることができた経験があります。

展示会は一回当たり100万円を超える出費になることもあるので、 展示ができないだけで、かなりの損失があります。 また、お客さんがくる時間帯にPRができないことで かなりの機会損失が生まれます。

ワークステーションは、 システムの一部に組み込まれることが多いため、 このようなリスクが常にあるわけです。

それを最小限にしてくれるのが サポートと保証なのです。

初期投資で少し多く支払うだけで、 数十万円から数百万円を失うリスクを軽減できるのは、 かなりコスパがいいと私は思っております。

もちろん、保険と同じ考え方なので 「確率」で考えるとそのリスクに遭遇するのは低いかもしれません。

ただ、私自身、サポートの現場で救われた経験があるので いつもお客様に提案するときは、 サポートの重要性を話しています。

こういう理由から、 ワークステーションを選ぶときには サポートと保証をしっかり確認して できれば手厚いサポートと保証の商品を選ぶことをおすすめしています。

使用ソフトの販売業者との連携

ワークステーションの選び方として、 「自分で探す方法」もありますが、 もう一つの方法としては、「業者に相談する方法」もあります。

業者に相談するとは、 ソフトを販売してもらった業者の営業マンに ワークステーションを提案してもらうことを言います。

あなたがワークステーションを探している理由のひとつに、 「ソフトの処理速度を上げたいため」 もしくは 「前、使っていたワークステーションが古くなったため」 あるいは 「いまのワークステーションが故障したため」 のいずれかになるのではないでしょうか。

その悩みを解決する方法のひとつに、 業者に相談する方法があります。

特に、あなた自身がワークステーションの知識があまりない場合、 使っているソフトの販売業者に頼るのがおすすめです。

なぜなら、業者は経験があるからです。

例えば、 あなたが3DCADやCAEができるFusion360を使っていたとします。 そのFusion360の販売代理店の営業マンは、 ワークステーションも一緒に提案する仕事もしたことがあるはずです。

じっさいに「この機種のワークステーションなら満足します」 という経験則は、とても貴重なノウハウなのです。 それを頼らない手はありません。

ただ、その場合、あなた自身が購入するよりも 少し高い金額になることもあります。 なぜなら、 業者の営業マンはパソコンメーカーからワークステーションを購入して、 それに利益を上乗せしてからあなたに販売するためです。

これはノウハウ料ですので、 しっかり受け止める必要があります。

これとは逆に、 もしあなた自身がある程度パソコンに詳しいのであれば、 自分でワークステーションを探す方法がおすすめです。

なぜなら、 色々なメーカーを比較してサポートや保証がいいところを選べるし、 価格も安いところを探せるためです。

例えば、 3DCGソフトのMayaや3dsMax、Blender を使っていた場合 公式サイトに推奨動作スペックが載っています。

その推奨動作環境を満たすワークステーションを 各パソコンメーカーからピックアップして 「サポート」「保証」「価格」を比べて 納得いくものを選べばいいわけです。

あなた自身が選ぶので 少し時間はかかりますが、 誰かに頼む場合のプラス料金は発生しません。

こういう理由からも ある程度パソコン知識があるならば 自分でワークステーション探しをするのがおすすめです。

まとめ

「処理速度が一気にあがる!おすすめワークステーション」 についてのまとめです。

ワークステーションを選ぶポイントは 「使用ソフトの特性を考慮する」 「低価格かサポートのどちらを重視するか決めておく」 「満足いくスペックがあるか確認する」。

使用ソフトの推奨スペックを考慮することで パフォーマンスが大きく上がる。

低価格を目の前にすると価格をメインに考えがちなので、 サポートの重要性もしっかり把握しておく。

ワークステーションは パーツの組み合わせが各メーカーによって違うので 自分の納得いく組み合わせができるか確認する。

おすすめのメーカーは 「HP」 「DELL」 「mouse」 「Lenovo」

サポートは故障時の業務遅延リスクを軽減させてくれるので、 じっくり検討するのがおすすめ。

パソコン知識が不足している場合は 業者に相談するのもあり。 パソコン知識がある場合は、 自分で選ぶのが色々比較できておすすめ。

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