Mayaを安く買う方法は?独学・仕事目的ならコレ!

独学・仕事で使うMayaを安く買う方法を解説

Mayaを安く買う方法は?独学・仕事目的ならコレ

こんなことが知りたい

独学をするためにMayaを安く買いたい

仕事で使うMayaを安く買いたい

ここでは、独学や仕事でMayaを使う人に向けて 「Mayaを安く買う方法」を解説しています。

「そもそもMayaを安く買う方法はあるのか?」 についてですが、安く手に入れる方法はあります。

ただし、基本的には 「Mayaを使う目的」によってライセンス料が変わり、 安く手に入れることができます。

このあと、「Mayaを使う目的別」にどのような ライセンスを選べば安く手に入れられるかを 解説していきます。

あなたの3DCGライフのお手伝いができればうれしいです。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事

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目次

目的によってMayaの価格は違う

Mayaは「誰がどういう目的で使うか」によって、 価格が大きく変わってきます。

主な目的としては 次の4つがあります。

  • 学生の独学
  • 社会人の独学
  • フリーランス
  • 企業

学生がMayaを独学の目的で使う場合は、 「アカデミックライセンス」が適用されたMayaを使えます。

社会人が新しいスキルを身に付けるためにMayaを使う場合は、 「Maya Indie」という機能制限付きのMayaが低価格で購入できます。

フリーランスが商用のためにMayaを使う場合は、 「Maya Indie」もしくは、「通常版のMaya」を使うことが多いです。

企業が商用で使う場合は、 「通常版のMaya」もしくは「Maya Creative」を使うことが多いです。

このあと、それぞれの目的別に もう少し詳しく説明していきます。

学生が独学で使う場合

まずは、中学、高校、大学、専門学校などの「学生」 がMayaを使う場合です。

学生は、 独学する目的であれば、Mayaを無償で使うことができます。

機能制限はなく、 Mayaのすべての機能を無償で使うことができます。 ただし、使用目的は「Mayaのスキル習得」といった教育目的に限ります。 営利目的で使うことはできません。

例えば、学生版Mayaを使って3DCGモデルを作成して WEBサイトで販売することはできません。

Maya学生版の手に入れ方ですが、 Autodeskのサイトから申請して、 認証されるとライセンスが付与されます。 詳しくは、Autodesk公式サイトを参照してください。

学生および教育機関での利用・Autodesk公式サイト

社会人が独学で使う場合

続いては、社会人がMayaを使う場合です。

社会人が独学の目的でMayaを使いたい場合は、 「Maya Indie」というライセンスを購入するのがベストです。

価格は年間42,900円です。

Maya Indieは、通常版Mayaの機能制限付きライセンスです。 機能制限と言っても、ごく一部の上級者が使う機能のみ制限されているだけです。 Mayaを学習するうえでは全く問題ありません。

ちなみに、Maya Indieは学習目的だけではなく、 商用目的でも使用することができます。 そのため、Maya Indieを使用するには 次の条件を満たしている必要があります。

  • クリエイティブ制作業務による年間収入が1500万円未満であること
  • 100,000米ドル未満のプロジェクトで使うこと
  • 1人のユーザーまたは1つの組織につき、 1つのサブスクライセンスで使うこと

この条件を満たせば、 学習目的だけではなく、商用目的でも使うことができます。

Maya Indieについては、 Autodesk公式サイトで詳しく説明しています。 そちらもあわせてご覧ください。

Maya Indie・Autodesk公式サイト

フリーランスが使う場合

続いて、フリーランスがMayaを使う場合です。

フリーランスが商用目的でMayaを使う場合は、 年収と雇用形態によって使えるMayaのライセンスが変わります。

上で説明した「Maya Indie」の条件を満たして入れば、 年間42,900円でMaya Indieを使って仕事をすることができます。

この条件を満たさない場合は、 通常版のMayaを使う必要があります。 この場合、Autodesk公式サイトで購入すると年間286,000円になります。

ここで少し掘り下げますが、 年収1500万円以上のフリーランスは そこまで多くないかもしれませんが、 100,000米ドル以上のプロジェクトに関わることは 3DCG業界では少なくありません。

例えば、ゲーム開発であれば100,000米ドル以上のプロジェクトは ざらにあります。 このプロジェクトに関わっている場合はどうなのか? と、疑問に思うかもしれません。

しかしこの場合、雇用形態によって条件が変わってきます。 単純に3DCGモデルの作成で成果物をクライアントに渡して 対価を得るのであれば 「プロジェクトにかかわっている」とは言いません。 つまり、Maya Indieを使えます。

一時的に、その会社に帰属して3DCG作成の仕事をするような 雇用形態になると「プロジェクトに関わっている」とみなされます。 この場合、通常版のMayaを使う必要があります。

詳しくはMaya Indieのページに載っていますので、 もっと知りたい方は、 そちらもあわせてご覧ください。

Maya Indieのよくある質問(FAQ)・Autodesk公式サイト

企業が使う場合

最後に企業がMayaを使う場合です。

企業の場合は、フリーランスと同じで 「Maya Indie」の条件を満たして入れば、 年間42,900円でMaya Indieを使って仕事をすることができます。

この条件を満たさない場合は、 通常版のMayaを使う必要があります。 この場合、Autodesk公式サイトで購入すると年間286,000円になります。

さて、企業の場合は まとまった数のライセンスが必要になることが多いでしょう。 その場合、Maya販売店の営業マンに 交渉することでお得に買えるチャンスがあります。

特に別の3DCGソフトからの乗り換えや、 新規ライセンスの追加を考えている場合は、 交渉次第で価格の融通をきかせてくれることがあるので 販売店の営業マンとコンタクトを取ることをおすすめします。

ちなみに販売店とは具体的に、 「ダイキン工業」や「.Too」「ホーンデジタル」 などがMayaの販売店としては有名です。

ただし、少ない数のライセンス購入であったり、 単年度のサブスクである場合は価格交渉のチャンスは少ないです。 その場合は、 手っ取り早くAutodesk公式サイトから購入するのがいいでしょう。

Mayaの価格については 別のページでも詳しく説明しています。 興味があればそちらもあわせてご覧ください。

個人向け・Mayaの価格はコレ!

Mayaにはセールがある

じつは、Autodeskでは年間に2~3回程度、 Mayaの割引セールを行うことがあります。 セール期間はおおよそ1週間程度で、 15%~20%の割引キャンペーンをします。

ただし、決まった時期にセールを開催するわけではなく、 突然セールを行うことが多いです。 そのため、狙ってMayaをセール割引で購入するのは なかなか困難です。

Mayaのセールについては Autodesk公式サイトで告知されます。 安く買いたい方は、頻繁にAutodesk公式サイトのMayaのページを 見ておくのがいいでしょう。

Mayaのセールについては、 別のページでまとめていますので、 興味があればそちらもあわせてご覧ください。

Mayaのセールはいつやる?セール期間を知る方法

まとめ

「Mayaを安く買う方法は?独学・仕事目的ならコレ!」についてのまとめです。

Mayaは使用目的別に ライセンスをいくつか用意している。

学生の場合、 独学のような教育目的であれば無償で使うことができる。

社会人やフリーランスの場合は、 Maya Indieという一部機能制限版のMayaを使うことができる。 価格も低価格。 ただし「3つの使用条件」を満たしている必要がある。 条件を満たさない場合は通常版Mayaの購入が必要。

企業の場合もフリーランスと同じ。 まとまった数のライセンスを購入する場合は、 Maya販売代理店に価格の相談をするのがおすすめ。

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