技術営業・サイト管理人さくらの紹介

当サイト管理人の紹介

初めまして、 当サイト「3DCADパソコンのスペックガイド」を運営している 「さくら」と申します。

ここでは、当サイトの管理人である私の仕事内容や どんな経歴を経てきたかを紹介していきます。

「このサイトってどんな人が運営しているの?」 と、少しでも興味を持っていただくように 仕事内容や趣味など書いていきたいと思います。

ということで、 まずは、私の簡単な紹介は次のとおりです。

このサイトを運営している人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • サポート歴7年
  • Autodeskとダッソー製品のカスタマーサポートに従事
  • 2022年からVR部署の管理職
  • 法人向けVRを扱う

まずはお仕事について書いていきます。

Autodesk製品のサポートエンジニア

私は工学系の大学を卒業してから、 まず、映像関係の会社でソフトウェアエンジニアとして働いておりました。 一通り、ソフトが書けるようになってから、 なんだかんだありまして、 「本当の自分を探す旅に出る」と言い残し、旅立ちます。

次の会社では、 3DCADのサポートエンジニアとして会社で働き始めました。 まず最初の三年はAutodesk製品を主に担当していました。 あまり大きな会社ではなかったので、 複数のCADソフトの担当でしたね。

ちなみに、技術営業はワンオペが多いです。 色々と詰め込まれます。 フォアグラ用の鴨くらい詰め込まれます。

それはさておき、よくサポートしていたのは、 次の製品です。

  • AutoCAD
  • 3D Studio Max

主に建築関係の取引先が多かったため、 主業務でサポートをしていたのが この2製品でした。

いまでは、3ds Maxと表記が変わっていますが、 昔は3D Studio Maxでしたね。 AutoCADも2Dがメインでした。 3Dが普及され始めたのはここ最近というイメージです。

あとは土木関係でCivilとかがたまに売れて、 サポートをしているような感じでした。 Civilは最初、AutoCADの派生製品でしたので、 存在すらも危うかった時期が結構ありましたね。 今ではスピンオフしてしっかりやっていますけど。

ちなみに、 建築関係では休みが日曜日、水曜日というところも多く、 土曜の朝8時とかからバンバン携帯電話が鳴ることもありました。 こちらは週休2日で土曜も休みですが、怒涛のように押し寄せてくる電話の波。 まさに風の谷に押し寄せるオームのごとく半端ない数の電話の波です。 対応遅いとオームたちは大半が怒りで我を忘れています。

えーっと、最後のは「会社選びはしっかりしましょう」というお話。

自動車関係のお仕事もしました

Autodesk製品の技術営業を経て、 次の新天地では「自動車関係」がお得意様のところに移ります。

ここでは、ダッソー製品の教育と、 ユーザーサポートをしておりました。 主にはCATIA V5という製品でした。

これがまた超多機能3DCADなので、覚えるのにかなり苦労しました。 また、製品PRをするときも「厳選された機能がこんなにも!」みたいな 資料作ることもあるのですが、多すぎて本当に厳選している?みたいな 空気になることもしばしば。 よくWEBサイトである「厳選!おすすめアプリ150選」みたいな 「いやいやそれ全然厳選してないですよ!」って突っ込みたくなる あれ状態です。

あ、悪口ではなくて、 CATIAすごいっすよ。本当に。基本的に何でもできるから。

法人向けVRのお仕事

次にたどり着いたのは、 「法人向けVRシステム」を扱っているところでございます。

「VRってすごい最先端!」って思うかもしれませんが、 意外にアナログな部分が多いです。

HMDはまだ基本有線接続だし、 お金かけないと3Dコンテンツが昔のバイオハザード並みのクオリティだし、 モーションキャプチャーとかもなんか丸い球みたいなのをテープとかで貼るしと、 VRの中のひとは、けっこう「ん?最先端?」みたいに 感じている人も少なくない…はず。

はい、話を戻しまして、ここでは管理職をしております。 ちなみに、触れる機会が多い3D製品は 「Maya」「Unity」「MotionBuilder」です。 正直、実務ではないので、深い知識はありませんが、 浅く広い知識はそれなりに身に付いてきました。

業務用のモーションキャプチャーを扱っている協力会社ともよく話したりします。 システムを見に行ったりもしますので、結構詳しいです。 VICONとか、Optitrackとか、Xsense MVNとか。 下の記事とかは、「中のひと」が見れば「あ、同業ね」ってわかる感じかと。

3DモデルVTuberのダンス動作の仕組みを解説

プロが使う!フルトラッキングできるVRシステム

VTuberのキレッキレのダンスコンテンツは、 ほぼほぼ業務用モーションキャプチャー使っています。

さて、「法人向けのVRってなにさ?」と 思う方も多いと思います。 私が携わっている法人向けのVRのなかには、 エンジニアの教育向けのコンテンツがあります。

一例を挙げると、 3DCADで設計した機械のパーツの組み立て手順を、 VRで見ながら体験できるというコンテンツです。 生産現場の教育目的です。

例えば、 重機のエンジン部分の組み立て手順を、 ヘッドマウントディスプレイとコントローラーを使いながら、 確認できるようなシステムです。

目の前に出てくるパーツを コントローラーで選択すると、 どこに組み込むのかをナビゲートしてくれます。

適切なところにパーツをハメ込まないと、 身体中に電流が流れる仕組みです。 失神するかしないかの瀬戸際を攻めています。 組み立て作業を身体で覚える素晴らしいシステムです。 (一部ウソですすみません)

最近では、 リハビリテーション分野でのお仕事もいくつか携わっています。 人の動きをVR空間に入れ込むため、 フルダイブできるような仕組みです。

法人向けVRのフルダイブと言えば、 一昔前は、ViconやOptitrackが主流でした。 しかし、 ソニーのmocopiが出てから mocopiをシステムに組み込んでいます。 mocopiは個人向けなのでかなり安価で、 500万円くらいしていたシステムが、 一気に数十万円に値下がりまして、 お客さんから「え?閉店セール?売り尽くし?」と 逆に心配される始末です。

システムの中身は、 VR内に出てくる指示に従って、 身体を動かすと、 自分の身体がいま、 どのような状態にあるのかを表示してくれます。

例えば、指定の場所で肩幅を広げて立つと、 床が少し傾いたりします。 VR空間上には適当な3D映像が見えます。 数秒間コンテンツ映像が流れて、身体の動きの記録をします。 記録が終わると、あなたのバランス感覚は いま、このような状態ですよ、という結果が見れるようなものです。

もちろん、 バランスを崩しすぎると 身体中に電流が流れます。 弊社のノウハウである失神するかしないかの瀬戸際を攻めていますので、 痛みがMAXに感じられる素晴らしいシステムです。 (一部ウソですすみません)

このような、 法人向けVRに携わっています。 主に、失神するかどうかの瀬戸際の電圧値を見極める仕事をしています。 てへへ。

技術営業とは?どんなことする?

さて、一通りお仕事について書いてきましたが、 「技術営業」ってどんなことするの? についてちょっと触れます。

基本的には、 技術営業の仕事は 「ユーザーサポート」と「営業サポート」です。 つまり、社外の人の対応と社内の人の対応をすることが多いです。

技術の仕事の一部と、営業の仕事の一部をする感じです。 「おい俺の筋肉!技術なのか営業なのかどっちなんだいっ!ヤー!」 みたいなそういう位置づけです。

それぞれ、 もう少し詳しく説明します。

技術営業のユーザーサポート

技術営業の主業務にあたるのが「ユーザーサポート」です。 基本的な業務は次のとおりです。

  • 製品の問合せ対応
  • 製品のトレーニング
  • 技術的な提案

「製品の問い合わせ」についての業務は、 「使い方」や「不具合」といった技術的なことが多いです。 その他に「どんな仕組みで動いているか」の問い合わせもあります。

ほとんどの場合、電話やメールでの対応ですが 場合によってはユーザーを訪問してサポートすることもあります。 保守契約をしているユーザーは無償のことが多いですが、 契約をしていないユーザーは出張費をいただいてサポートをします。 もしくは、好みの異性であれば飛んでいきます。 技術営業も人間ですから、はい。

「製品のトレーニング」は、 一定期間の時間を取ってもらって、 製品の運用を想定したトレーニングを行います。

一般的に有償で、数日かけて製品の使い方を じっさいにユーザーに操作してもらいながら覚えてもらいます。 好みの異性であれば、マウスを持っている手を一緒に握りながら 教えたいといつも思っております。 じっさいには捕まりそうなので、しません。

最後に「技術提案」です。

例えば私の仕事でよくあるのが 「使っているCAD用のパソコンを更新したいけど、どんなパソコンがおすすめ?」 に対しての「更新用パソコンの提案」です。

私自身、パソコンが好きなので、 「自分だったらどんなパソコンがベストか」をいつも考えながら 提案していました。

こんなことが技術営業のユーザーサポートの仕事です。

技術営業の営業サポート

技術営業は、営業の販売についてのサポートもします。 主な業務は次のとおりです。

  • 製品のプレゼンテーション
  • 営業と同行してヒヤリング
  • 営業部と技術部の橋渡し

まずは「製品のプレゼンテーション」です。

じっさいの製品を使いながら 「この製品がどれだけあなたにとって有益か」を プレゼンしていきます。

例えば私の場合は、 3DCADを動かしながら 「このソフトこんなに効率が良くて、 あなたがやりたいことを少ない工数で実現できます」を 実演しながら見せていきます。

具体的な例だと、「AutoCADのレンダリングが10倍速くなりました! これでクライアントへの資料作成も時短になります」のような感じです。

そんなプレゼンですが、何度も実演するので、 超高速操作になることもしばしば。 以前、お客さんから「スタンド使いました?」と 言われたこともありました。先方はジョルノジョバーナ派でした。 歳がバレちゃう!!

続いては 「営業とお客さんのところに訪問してヒヤリングをする」 です。

何を聞くか?というと、 一つは 「すでにユーザーになっているところに訪問して 良かったところと悪かったところを聞く」です。 聞いたことを製品にフィードバックするためのヒヤリングです。

他には 「新規の潜在的なお客さんが何に悩んでいるかを聞く」です。 技術的な提案をするためのヒヤリングです。 営業サポートのほとんどは、このヒヤリングです。

好みの異性であれば携帯番号もヒヤリングしようと いつも思っています。

そして最後に重要なタスクとしてあるのが 「営業部と技術部の橋渡し」です。

営業部と技術部は「水と油」もしくは「犬猿の仲」状態が多く コミュニケーション方法も「報告書」みたいな 「え?紙?江戸時代?」的な感じのところが多いです。

営業と技術が集まると、「良い製品作らないから売れない!」 「お客さんのニーズを把握してないから売れないもの作らされる!」 と、まったく交わることのない生産性の低い会話から始まることがしばしば。

「痒いからかく、かくから痒い。痒いかくの悪循環」 のCMを彷彿させます。

この両者のコミュニケーションを円滑にする仲介人が 技術営業なのです。

例えば、お客さんからのヒヤリングで 「改善点」について言われたときに、 技術へフィードバックするのは技術営業の役目です。

深い知識を持っているし、 モノづくりの辛さも知っているので その辺を考慮しながら技術に伝えることができるわけですね。

ちなみに、営業が技術に伝えるときは 「先方に、この機能は使えないと言われた」みたいな かなり盛った状態の報告書を投げつけてきたりします。

こんなことが技術営業の営業サポートの仕事です。

お仕事以外のこと

私のお仕事についてちょっと書いてきましたが、 ここからはその他のことを書いていきます。

趣味は?

旅行です。 若いころは1年に一回は海外旅行していましたが、 家庭を持ってからは主に国内旅行が多いです。

あと、ごくたまに絵も描きます。 デジ絵です。 20代のころは、そこそこ時間を使って描いていましたが、 いまではかなり少なくなってしまいました。

年齢は?

ファミスタ88を小学生低学年の時にやっていました。

好きなお酒は?

ベルギーの修道院がつくる甘いビールが好き。 あと、ラガービールも好き。

パソコンは?

会社在宅用はDELL。会社据え置きはマウス。 家で使っている私物はデスクトップがEndeavorで、 ノートパソコンはPC工房。

好きなゲームは?

怒首領蜂 大往生

ファイナルファンタジーと言えば?

ファイファン派。

カーと言えば?

グー。

具が?

大きい。

…もう、いいか。

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