初心者向け!VTuberのゲーム実況で必要な機材はコレ!

VTuberとしてゲーム実況配信をするのに必要な機材を解説

初心者向け!VTuberのゲーム実況で必要な機材はコレ!

こんなことが知りたい

VTuberとしてゲーム実況をするには何が必要?

機材のシステム例を図解で知りたい!

ここでは、VTuberになってゲーム実況をしたいと考えている方に向けて 「VTuberでゲーム実況をするのに必要な機材」を解説しています。

「VTuberになるための機材は?」 「PCゲーム実況をするには何が必要?」 「Switchのゲーム実況をするに何が必要?」 「VR機器って必要なの?」 このような、気になる疑問に答えていきます。

あなたのVTuberライフのお手伝いできれば幸いです。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 3DCADサポートエンジニア
  • VRを扱う部署のマネージャー
  • 3Dのスペシャリスト
  • 会社でウェビナー配信もしている

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目次

ゲーム実況に向いているVTuber機材

VTuberになるための機材は、 じつはいくつかパターンがあります。 そのなかでも一般的なのが次の3つです。

  • WEBカメラを使ったVTuber
  • モーションキャプチャーを使ったVTuber
  • VRシステムを使ったVTuber

このなかで、PCゲーム実況とSwitchのゲーム実況に向いているのは、 最初の「WEBカメラを使ったVTuber」になります。 理由は「価格と使い勝手の良さ」にあります。

例えば、ゲーム実況は視聴者が多い 22時以降に配信されることが多いため、 自宅から個人で操作できる機材が必要になります。

そのため、個人でも購入できる価格で、 さらに一人でも操作できる簡単なシステムが必須なのです。 それを満たしているのが「WEBカメラを使ったVTuber」になるわけです。

ちなみに、モーションキャプチャーは 全身をトラッキングする機器になるので、ゲーム実況には向いていません。 ゲーム実況にはオーバースペックなわけですね。

また、VRシステムを使ったVTuberは、 「VRゲームにのみ」向いています。 VRゲームの実況をするには、VR機器が必須になります。

このようにゲーム実況といっても 「使い分け」が必要になるので、 「あなたがどのゲーム実況をしたいのか」にあわせて 機材を用意する必要があります。

ちなみに、 個人向けの「VTuberになるための機材」については、 別のページで詳しくまとめています。

よかったらそちらもあわせてご覧ください。

個人向け!VTuberになるための必要な機材はコレ!

さて、ここからは 「PCゲーム実況」「Switchゲーム実況」 「VRゲーム実況」に分けて 具体的な機材例を出しながら解説していきたいと思います。

PCゲーム実況に必要な機材

VTuberとしてPCゲーム実況をするには、 次の機材が必要になります。

  • VTuber支援ソフト
  • パソコン
  • モニター
  • マイク
  • カメラ
  • 配信・録画ソフト
  • 動画編集ソフト

じっさいには、下の図のようなシステムを組み上げて 運用していきます。 ゲーム実況は「ライブ配信」と「動画配信」があるので、 それぞれ分けています。

PCゲーム実況システム例ライブ

PCゲーム実況システム例録画

VTuberのPCゲーム実況で最も重要になってくる機材は 「パソコン」になります。

理由は 「PCゲーム、VTuber支援ソフト、配信・録画ソフトを 同時に起動させる必要があるため」です。 つまり、複数ソフトを同時に動かすので ハイスペックパソコンが必須になるわけです。

例えば、スペックが足りないパソコンで複数ソフトを同時に動かすと、 実況中の配信画面がカクカクしてしまうことがあります。 こうなると、見ている側はストレスを感じます。 配信映像の質の悪さによってファンを失ってしまうリスクがあるわけです。

そうならないためにも、 「ハイエンド」と呼ばれるスペックのパソコンを選ぶことがおすすめです。 具体的には25万円以上のデスクトップ型のゲーミングPCが VTuberのゲーム実況に向いています。

VTuberの3Dアバター表示とPCゲームを同時にスムーズに行うには、 速いCPUとグラフィックボードが有効なので、 それを兼ね備えたハイエンドのゲーミングPCが最適なのです。

ちなみに、VTuber向けのパソコンについては、 別のページで詳しくまとめています。 よかったらそちらもあわせてご覧ください。

VTuber向けのおすすめPCと推奨スペックを解説

続いて、VTuber支援ソフトについてですが、 こちらはいくつか選択肢があります。

無償で使えるソフトと有償ソフトがありますが、 PCゲーム実況におすすめなVTuber支援ソフトは、 「Luppet」という有償ソフトです。

理由は 「アバターの上半身表示のみに特化しているため、 ソフトが軽くて、さらにLeapMotionという機器を組み合わせると 手の動きもとらえることができるため」です。

例えば、PCゲーム実況では、 全身を映す必要はなく、上半身と手の動きがあればいいのです。 上半身の身振り手振り、そして実況があれば 「あなたがいまどんな状態なのか」は視聴者に伝わります。

さらに、LeapMotionという機器をつけて手の動きをとらえ、 コントローラーを操作する手の動きが反映できると、 人間らしい動きになります。 3Dキャラの人間らしい動きは 「好感が持てる」という特徴があります。

こういう点からLuppetをおすすめしています。

さて、じっさいに運用するときは、 下のような図のようなシステムになります。

Luppetシステム図

Luppetのアバター画像と PCゲーム画面を配信ソフトで合成して、 ライブ配信していきます。

ちなみにLuppetの詳しい機能や使い方は、 公式ホームページが動画も含めて わかりやすく説明しています。

Luppet・合同会社ラペットテクノロジーズ公式サイト

続いては「モニター」「マイク」 「カメラ」「配信・録画ソフト」 「動画編集ソフト」についてです。 こちらについては、別のページで詳しくまとめています。

PCゲーム実況におけるモニターの選び方、マイクの選び方、カメラの選び方、 おすすめの配信・録画ソフトと 動画編集ソフトの選び方も詳しく説明しています。

より詳しく知りたい方は、 こちらもあわせてご覧ください。

初心者向け!PCゲーム実況に必要な機材はコレ!

Switchのゲーム実況に必要な機材

VTuberとしてSwitchのゲーム実況をするには、 次の機材が必要になります。

  • VTuber支援ソフト
  • パソコン
  • モニター
  • マイク
  • カメラ
  • キャプチャーボード
  • 配信・録画ソフト
  • 動画編集ソフト

基本的にはPCゲーム実況とほぼ同じですが、 違う点は Switchのゲーム実況では「キャプチャーボード」 が必須なところです。

キャプチャーボードとは、 Switchのゲーム画面をパソコンに取り込むための機材です。 PCゲームと違いSwitchはパソコンで動かせないので、 ゲーム画面だけを取り込むわけです。

じっさいには、下の図のようなシステムを組み上げて 運用していきます。 ゲーム実況は「ライブ配信」と「動画配信」があるので、 それぞれ分けています。

TVゲーム実況システム例ライブ

TVゲーム実況システム例録画

Switchのゲーム実況でもパソコンのスペックは重要になってきます。 配信・録画ソフトとVTuber支援ソフトを同時に起動するため、 スペックの高いパソコンが必須になります。

ただし、Switchのゲーム実況はPCゲーム実況ほど負荷が高くないため ハイエンドのゲーミングPCは必須ではありません。 ローエンドのゲーミングPCでもスムーズに動きます。

VTuber支援ソフトは カメラの映像をリアルタイムで3Dアバターに変換して表示するので そこそこスペックの高いパソコンが必要になります。 しかし、PCゲームほど3D表示が多くないため あくまで「そこそこのスペック」なのです。

具体的には、価格帯が15万円~20万円ぐらいの ローエンドのゲーミングPCです。

ちなみにVTuber向けのローエンドのゲーミングPCについても 紹介していますので、 よかったらこちらもあわせてご覧ください。

VTuber向けのおすすめPCと推奨スペックを解説

続いて、VTuber支援ソフトについてですが、 こちらもPCゲーム実況と同様にLuppetがおすすめです。 低価格で使いやすいという点で運用がしやすいためです。

そのほか「モニター」「マイク」「キャプチャーボード」 「カメラ」「配信・録画ソフト」 「動画編集ソフト」が必要になりますが、 こちらについては、別のページで詳しくまとめています。

Switchのゲーム実況におけるモニターの選び方、マイクの選び方、カメラの選び方、 キャプチャーボードの選び方、 おすすめの配信・録画ソフトと 動画編集ソフトの選び方も詳しく説明しています。

より詳しく知りたい方は、 こちらもあわせてご覧ください。

初心者向け!Switchのゲーム実況に必要な機材はコレ!

VRゲーム実況に必要な機材

VRゲーム実況は PCゲームやSwitchの実況とは違い、少し難易度が高くなります。 VRゲーム実況で必要な機材は、つぎの通りです。

  • VTuber支援ソフト
  • VRヘッドセット
  • パソコン
  • モニター
  • 配信・録画ソフト
  • 動画編集ソフト

他のゲーム実況との違いは、 「VRヘッドセットが必須なこと」です。

じっさいには、 下の図のようなシステムで運用していきます。 こちらも「ライブ配信」と「動画配信」のシステム図に分けます。

VRゲーム実況システム例ライブ

VRゲーム実況システム例ライブ

VRヘッドセットは基本的に、 VRゲームができるものであれば何でもかまいません。 重要なのは「選んだVRヘッドセットがSteamVRが対応しているか」 になります。 SteamVRとは、Steamと呼ばれるゲーム配信サービスで VRヘッドセットを使うためのツールです。

なぜSteamVRに対応している必要があるのか? その理由は 「VRゲームのほとんどがSteamでプレイできるから」 です。 つまり、使用するVRヘッドセットがSteamに対応していれば、 数多くのVRゲームができるようになるわけです。 そうすれば、動画コンテンツのネタにも困らないです。

そんなVRヘッドセットですが、 使い勝手や価格を考慮すると、 HTC VIVEシリーズもしくはMeta Questシリーズがおすすめです。

具体的なおすすめ機種については、 別のページで詳しくまとめています。 もし興味があれば、そちらもあわせてご覧ください。

厳選!おすすめHMD 11選

続いて、VTuber支援ソフトについてです。 VRゲーム実況で圧倒的におすすめなのは、 「VirtualMotionCapture」です。

理由は 「VRヘッドセットに対応していることと、 VRゲーム実況に特化していること」です。

例えば、 SteamVRの機能を使うことで VirtualMotionCaptureのアバターを合成できます。 別のカメラからあなたのVTuberアバターを見ている感じの映像ができるので ゲーム実況もしやすいわけです。

具体的には下の動画のようなことができます。

こういう理由からも VRゲーム実況をするならVirtualMotionCaptureがおすすめです。 ちなみに、VirtualMotionCaptureは公式サイトから 無償でダウンロードして使用することができます。

VirtualMotionCapture

続いて、パソコンについてです。 VRゲーム実況においては、パソコンのスペックもかなり重要です。

大半のVRゲームは3DCGを多く表示するので PCゲーム実況と同じようにハイエンドのゲーミングPCがおすすめです。

VRゲームとVTuberのアバター表示そして、録画・配信ソフト を同時に処理するため、ハイスペックパソコンでないと カクカクしてしまう可能性があるためです。

例えば、VRゲーム実況の場合、 VRヘッドセットはパソコンに接続して使います。 パソコンに接続するとVRゲームの3DCG表示は パソコンのグラフィックボードが処理をします。

さらにVTuber支援ソフトでアバターを3D表示します。 このように2つのソフトで3Dを扱うので、 パソコンのグラフィック性能が低いと 表示が追い付かないことがあります。

そのためハイエンドのゲーミングPCがおすすめなのです。

VTuber向けのハイエンドのゲーミングPCについては、 こちらで紹介していますので、 興味があれば参考にしてみてください。

VTuber向けのおすすめPCと推奨スペックを解説

続いては、配信・録画ソフトです。 VTuberの配信ソフトでもっとも有名なのが、 無償で使えるOBS Studioでしょう。

特にこだわりがなければOBS Studioを使うのがいいでしょう。 無償ですし、検索すればWEBにたくさん使い方などのノウハウ情報が あふれているためです。

他のソフトも検討してみたいという方は、 配信ソフトについて別のページで詳しくまとめていますので、 よかったらそちらもあわせてご覧ください。

VTuberコンテンツをYouTubeに配信するソフト

まとめ

「初心者向け!VTuberのゲーム実況で必要な機材はコレ!」 についてのまとめです。

PCゲーム実況とSwitchゲーム実況には WEBカメラを使ったVTuber機材が最適。 VRゲーム実況ではVR機器が必要。

PCゲーム実況ではパソコンのスペックが重要。 ハイエンドのゲーミングPCがおすすめ。

Switchゲーム実況ではキャプチャーボードが必須。 パソコンはローエンドのゲーミングPCでも十分。

VRゲーム実況ではVRヘッドセットが必須。 VRに特化したVirtualMotionCaptureというVTuber支援ソフトがおすすめ。 パソコンもPCゲームと同様にハイエンドのゲーミングPCがおすすめ。

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